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クリス・マルケル特集が全国で順次開催、「サン・ソレイユ」含む8本上映

ナタリー

19/3/13(水) 12:00

「サン・ソレイユ」

フランスの映像作家クリス・マルケルの特集上映「クリス・マルケル特集2019 永遠の記憶」が、4月6日より東京・ユーロスペースほか全国で順次開催される。

フィルム、写真、本、ビデオ、ゲームなど、さまざまなメディアを自在に用い、映画史においてほかに類を見ない作風を確立させたマルケル。この特集では、初の日本劇場公開となる「イヴ・モンタン~ある長距離歌手の孤独」を含む8作品が上映される。

日本とアフリカ、記憶と旅をテーマにフィクションとドキュメンタリーの枠組みを超えた代表作「サン・ソレイユ」をはじめ、建国12年目を迎えた1960年のイスラエルの複雑な現実を描く「ある闘いの記述」、「乱」の撮影現場を記録した「AK ドキュメント黒澤明」などがラインナップに並んだ。

国立映画アーカイブの主任研究員で、著書「映画という《物体X》 フィルム・アーカイブの眼で見た映画」で知られる岡田秀則は、チラシビジュアルに「クリス・マルケルは世界のあらゆる場所にいるのにどこにも見つからず この世を去ってなお不死を約束されている」とコメントを寄せている。

「クリス・マルケル特集2019 永遠の記憶」の予告編は現在、YouTubeにて公開中。

クリス・マルケル特集2019 永遠の記憶

2019年4月6日(土)~19日(金)東京都 ユーロスペース
<上映作品>
「北京の日曜日」
「シベリアからの手紙」
「ある闘いの記述」
「不思議なクミコ」
「イヴ・モンタン~ある長距離歌手の孤独」(別題「本質的な歌手の孤独」)
「サン・ソレイユ」
「AK ドキュメント黒澤明」
「レベル5」

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