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殺陣師・映画監督の高瀬將嗣が63歳で死去、「ビー・バップ」「あぶ刑事」手がける

ナタリー

20/5/25(月) 19:26

高瀬將嗣

殺陣師・映画監督の高瀬將嗣が、本日5月25日0時に胃がんのため死去した。63歳だった。

1957年1月1日生まれ、東京都出身の高瀬。石原裕次郎や小林旭、宍戸錠、二谷英明らを指導し「日活俳優クラブ・ 技斗部」を前身とする高瀬道場を主宰した高瀬将敏を父に持つ。俳優業と並行してテレビドラマ「特捜最前線」などの現場に参加し、父の跡を継いで高瀬道場を主宰。近年は後進の指導や日本俳優連合の常務理事として俳優、スタントマンの地位向上を訴えるなどの活動にも尽力した。

高瀬は1980年代に「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズや「あぶない刑事」シリーズなどでリアルファイトスタイルの新しいアクションを確立。「マルサの女」「WASABI」「ミッドナイトイーグル」「東京難民」や特撮ドラマ「七星闘神ガイファード」など数々の作品に関わり、映画やテレビドラマ界のアクションを40年以上にわたって支えた。

1990年には映画監督としてデビュー。監督作に1996年公開の「嗚呼!!花の応援団」や「新・日本の首領」シリーズなどがある。2019年6月には究極のギャンブル“手本引き”を題材にした「カスリコ」も発表していた。今後の公開作では「燃えよ剣」「海辺の映画館―キネマの玉手箱」にも参加している。

通夜・葬儀は近親者で執り行う。東京・府中の高瀬道場内には、5月30日から6月14日にかけて献花台を設置。11時から17時まで受け付ける。

※高瀬將嗣の瀬は旧字体が正式表記

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