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和楽器バンド、進化した姿見せた移籍後初ツアー「もっと“音楽”したい」

ナタリー

19/11/25(月) 4:00

和楽器バンド「和楽器バンド Japan Tour 2019 REACT-新章-」最終公演の様子。(撮影:上溝恭⾹ / Kyoka Uemizo)

和楽器バンドが11月23日に神奈川・横須賀芸術劇場で全国ツアー「和楽器バンド Japan Tour 2019 REACT-新章-」の最終公演を行った。

デビュー5年目を迎えた今年、ユニバーサルミュージックへの移籍を発表してファンを驚かせた和楽器バンド。移籍後初となるツアーでは新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストでライブを展開した。

オープニングムービー上映後、ステージに並び立って現れた8人。それぞれ定位置に着くと「雨のち感情論」でライブの口火を切り、レーザーが飛び交う会場に激しく壮大なサウンドを響かせる。ボカロカバー「天樂」や亜沙(B)の楽曲でもある「吉原ラメント」を続けて披露した8人は、コールアンドレスポンスで観客に声を出させると「蜉蝣」を披露。続く「Strong Fate」では鈴華ゆう子(Vo)が力強いロングトーンで観客を圧倒した。

その後、8人はこの季節にふさわしい楽曲として「細雪」を披露。それぞれがエネルギッシュな演奏を繰り広げるインスト曲「鏡花水月」から「月に叫ぶ夜」になだれ込み、鈴華は華麗な剣舞を見せる。鈴華と町屋(G)のツインボーカル曲「シンクロニシティ」に続いては、黒流(和太鼓)と山葵(Dr)が「極限双打」と題したセッションを展開。それぞれが荒々しくバチを振るって観客を高揚させた。さらに「雪影ぼうし」「暁ノ糸」を連発して会場の熱気を高めた8人は、カラフルに輝くステージで「あっぱれが正義。」を披露。間奏では観客が合唱する「きらきら星」が劇場に響きわたった。

アンコールでは亜沙カメラのコーナーで和やかなムードが生み出されたあと、鈴華が今回のツアーについての思いを明かす。そもそもライブを開催できるかどうか不安だったという彼女は、バンドを待っていてくれたファンに感謝すると共に「移籍前の5年間はとにかく精一杯走っている感じだったんですが、これからもっともっと“音楽”したいと思っています」と意気込みを語った。8人は12月4日にリリースする新作音源「REACT」の収録曲「Ignite」で進化したパフォーマンスを見せつけると、最後は「千本桜」を披露。大歓声の中、移籍後初ツアーに幕を下ろした。

和楽器バンド「和楽器バンド Japan Tour 2019 REACT-新章-」
2019年11月23日 横須賀芸術劇場 セットリスト

Overture~ReAct~
01. 雨のち感情論
02. 天樂
03. 吉原ラメント
04. 蜉蝣
05. Strong Fate
06. 細雪
07. 鏡花水月
08. 月に叫ぶ夜
09. なでしこ桜
10. シンクロニシティ
11. 極限双打
12. 雪影ぼうし
13. 暁ノ糸
14. あっぱれが正義。
<アンコール>
15. Ignite
16. 千本桜

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