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西野さんをより好きになった、藤森慎吾が「映画 えんとつ町のプペル」試写会で語る

ナタリー

20/12/24(木) 12:24

「映画 えんとつ町のプペル」試写会に登壇した藤森慎吾。

「映画 えんとつ町のプペル」の試写会が愛知・109シネマズ名古屋で12月23日に行われ、スコップ役の藤森慎吾(オリエンタルラジオ)が舞台挨拶に登壇した。

西野亮廣(キングコング)が2016年に発表した絵本をアニメーション化した本作。西野自らが製作総指揮・脚本を、「海獣の子供」のSTUDIO4℃がアニメーション制作を担当した。星を信じる少年ルビッチに芦田愛菜、ゴミから生まれたゴミ人間プペルに窪田正孝が声を当てている。

藤森は映画の感想を「すぐに『ココとココとココ、泣きました!』と事細かに西野さんに報告しました。あと絵が本当にきれいで。西野さんの絵を最大限に生かしていて、素敵な世界が広がっていました」と伝えた。出演経緯については「オファーを受けたのは5年くらい前。まだ脚本もなかったのですが、西野さんに『俺、いつかこの作品を映画にするから、そのときはこの役をやってほしいんだ』と熱烈オファーをいただいたので、喜んでやらせていただきますと。そこから5年くらい経って、てっきりこの話はなくなったのかと思っていたんです。でも西野さんは着々と準備をされていたんです」と明かす。

藤森が声を当てたスコップは、原作絵本には登場しない。「スコップはすごくおしゃべりな鉱山泥棒。これだけ聞くとろくでもないやつという印象ですが、ルビッチやプペルの道標になるようなキャラクターです。物語が転換するときにぐっと引き込むようなシリアスな表情を見せる、やりがいがあっておいしい役でした」と説明する藤森。「西野さんから当初は『チャラくしてくれ』と発注があって。そこは自分のフィールドなので、ご機嫌にやっていたのですが、シーンが変わったら『ここはチャラさを捨ててくれ』と。で、最後は『またちょっとチャラさを出して』と。情緒がおかしくなりそうなくらいたくさん発注がありました」と苦労を振り返った。

スコップはロマンを求めるキャラクターだが、藤森は「西野さんにロマンを感じました」と語る。「ルビッチは夢を追いかけ、人々からバカにされますが、それでも信じ抜く。その姿はまるで西野さんなんです。絵本を作ると言ったとき、吉本の芸人たちから袋叩きに合いました。そこから信じ抜いて、揺るがない勇気を持って突き進むことの大切さを改めて気付かせてくれた。映画も好きだけど、西野さんをより好きになりました」と敬意をのぞかせた。また「主演の2人は本当にすごかった! 愛菜ちゃんのルビッチは力強さもあって、窪田くんのプペルは言われないとわからないくらい器用に声を作っているのに感情表現が素晴らしくて、すごく勉強になりました」と改めて見どころをアピールした。

廣田裕介監督作「映画 えんとつ町のプペル」は、明日12月25日より全国ロードショー。

(c)西野亮廣 /「映画えんとつ町のプペル」製作委員会

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