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クラシック界最大のカリスマ降臨! クルレンツィス×ムジカエテルナ2022年3月来日決定

ぴあ

テオドール・クルレンツィス(指揮) Photo: Julia Wesely

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指揮者テオドール・クルレンツィスと、彼が組織したオーケストラ、ムジカエテルナによる2022年3月の来日ツアー実施が、招聘元のKAJIMOTOから発表された。

2019年に初来日を果たし、大きな話題を呼んだ同楽団は、2020年4月に再来日を果たす予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてツアーは中止となり、多くのクラシックファンを落胆させたことが記憶に残る。

今回はそのリブート(再始動)ツアーとして、2020年のベートーヴェン生誕250周年をあらためて祝い、そしてコロナを乗り越えた「ムジカエテルナ日本ツアー」の再実現に向けて歩みを始めるという。

● 2022年ツアー 特設サイト
www.kajimotomusic.com/concerts/2022/musicaeterna/

【愛知公演】
2022年3月13日(日)17:00
愛知県芸術劇場コンサートホール
ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61(ソリスト:未定)
ベートーヴェン : 交響曲第7番 イ長調 op.92
主催:KAJIMOTO / 東海テレビ放送

【京都公演】
2022年3月15日(火)19:00
京都コンサートホール
ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」(ソリスト:未定)
ベートーヴェン : 交響曲第7番 イ長調 op.92
主催:KAJIMOTO / 京都コンサートホール(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団) / 京都市

【東京公演】
2022年3月17日(木)19:00
サントリーホール
ベートーヴェン : ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61(ソリスト:未定)
ベートーヴェン : 交響曲第7番 イ長調 op.92
主催:KAJIMOTO

2022年3月18日(金)19:00
サントリーホール
ベートーヴェン : ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」 (ソリスト:未定)
ベートーヴェン : 交響曲第7番 イ長調 op.92
主催:KAJIMOTO

●チケット(全公演共通) :
S席¥25,000 / A席¥21,000 / B席¥17,000 / C席¥14,000 / D席¥9,000 / U25 ¥3,000

チケット発売 :
<名古屋公演>
カジモト・イープラス会員限定先行受付 :2021年7月17日(土)10:00 〜 7月20日(火)18:00
一般発売 : 2021年7/31(土)
<東京&京都公演>
2021年10月予定

●テオドール・クルレンツィス(指揮)

(c)Anton Zavjyalov

ムジカエテルナ管弦楽団&合唱団の創設者および芸術監督。SWR(南西ドイツ放送)交響楽団の首席指揮者。 ギリシャ生まれ。ロシアへ移住した1990年代はじめ以来、クルレンツィスにとってロシアは第二の故郷となっている。リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク国立音楽院でイリヤ・ムーシンのもとで指揮を学んだ。
2004年にノヴォシビルスクで創設されたムジカエテルナとは定期的に欧米ツアーを行っており、これまでにベルリン・フィルハーモニー、フィルハーモニー・ド・パリ、ウィーン・コンツェルトハウス、ミュンヘンのフィルハーモニー・ガスタイク、パリ・オペラ座、エルプフィルハーモニー・ハンブルク、バーデン・バーデン祝祭劇場、ミラノ・スカラ座、マドリード・オーディトリアム、ニューヨークのザ・シェッドなど著名なホールで演奏している。また、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン・フェスティバル、エクサンプロヴァンス音楽祭、ルール・トリエンナーレ、クララ・フェスティバルへの出演は恒例になっている。とくにザルツブルク音楽祭では、2017年にピーター・セラーズの新演出で指揮した《皇帝ティートの慈悲》、5回のコンサートがすべて完売となった2018年のベートーヴェン交響曲全曲チクルス、さらに2019年にピーター・セラーズが演出を手がけ、フライブルク・バロック・オーケストラとムジカエテルナ合唱団と共演した《イドメネオ》など、数々の名演を残している。
2012年より国際ディアギレフ・フェスティバルの芸術監督を務めており、ディアギレフの出生地であるウラル地方ペルミで開催している。ペルミ国立歌劇場の芸術監督在任中(2011年~2019年)には、フィリップ・エルサン《トリスティア》(2016)、ドミトリー・クルリャンツキーのオペラ《ノスフェラトゥ》(2014)、アレクセイ・シュマクのオペラ《カントス》(2016)、セルゲイ・ネフスキーのヴァイオリン協奏曲(2015)など数々の重要な委嘱作品を発表した。
マーラー・チェンバー・オーケストラ、カメラータ・ザルツブルク、ウィーン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に定期的に客演している。ムジカエテルナとは、2018年にBBCプロムスにデビュー、2019年には日本デビュー、さらにニューヨークのザ・シェッドにて映像作家、ジョナス・メカスの晩年の作品を用いたヴェルディの《レクイエム》を披露してニューヨーク・デビューを果たした。2019年11月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビューしている。
2018/19年シーズンよりSWR交響楽団の首席指揮者に就任。初年度には本拠地シュトゥットガルトでマーラーの交響曲第3番、第4番、チャイコフスキーの交響曲第5番、ショスタコーヴィチの交響曲第7番を指揮したほか、ツアーではウィーンのコンツェルトハウス、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ケルンのフィルハーモニーなどで演奏した。同シーズンの最後は、ザルツブルク音楽祭でショスタコーヴィチの交響曲第7番を披露して初年度を締めくくった。2019/20年シーズンには、同楽団とスペイン、イタリア、フランス・ツアーを行った。
クルレンツィスはムジカエテルナと共にソニー・クラシカルと専属録音契約を結んでおり、これまでにモーツァルト、マーラー、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ラモー、ストラヴィンスキーの作品をリリース。これらの録音は高く評価され、エコー・クラシック・アワード、エディソン賞、日本レコード・アカデミー賞、BBCミュージック・マガジン・オペラ賞など数々の賞を受賞している。また、ロシアの権威ある“黄金のマスク演劇賞”を8度受賞しているほか、ブレーメン音楽祭賞、ドイツのアルフレート・テプファー財団よりカイロス賞を受賞している。さらに、ロシア連邦より友好勲章、ギリシャ政府よりフェニックス勲章を受勲している。

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