お笑い事務所「K-PRO牧場」所属芸人の頂点を決める大会「K-PRO牧場No.1決定戦」の決勝戦が本日7月24日に東京・北沢タウンホールで開催され、女将が優勝した。

K-PRO牧場は、お笑いライブ制作団体として2004年にスタートしたK-PROが2018年に立ち上げた事務所。本日の決勝戦には、予選を通過したタニャロー、しだん家、与太郎、女将、おせつときょうた、ボムクレイジー、ボク、アグレッシブ、サノライブ、ハラコ、ストロベリーロマンス、トロピカルマーチが出場した。また和賀勇介とモグライダー芝がMCを務め、エルシャラカーニ・セイワ、三拍子・高倉、ガッテン森枝、ユウキロック、K-PROの児島気奈代表が審査を担当した。

1回戦では、12組が個性豊かなネタを披露し、彼らを育成してきた児島代表は「こんな大きい会場でみんなが広く舞台を使っているのに感激。いい牧場になったなと思いました」と感慨深げに語る。高倉が「み～んな100点！」と笑顔で言い放つほどの激戦が繰り広げられた結果、おせつときょうた、女将、ハラコの上位3組が最終決戦へと駒を進めた。

優勝した女将は1本目にホスト、2本目に相撲をテーマにした漫才を披露。ツッコミのたびに爆笑を起こし、2人を森枝は「あの手数の多さであの打率はすごい」と絶賛し、高倉も「超ウケたんですけど！ ギャグセンが高かった！」と女子高生のようにコメントした。

女将のボケ・こっちゃんは「『スタリオン』という事務所ライブでも最高2位だったのでうれしいです！ 初タイトルをいただきました！」と大喜び。賞金10万円と優勝トロフィーを受け取ると、相方・つげちゃんに「俺、トロフィーもらうから、君10万円な」と声をかけ、「お前、損するやないか！」とツッコまれる。児島代表は「最終決戦の3組は誰が優勝してもおかしくなかった。女将の2人は牧場No.1なので、ぜひ事務所を引っ張っていただけたらと思います」と総括した。女将の今後の活躍にぜひ期待しよう。