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クリント・イーストウッド、自ら演じた実在の“運び屋”を語る

ナタリー

19/2/24(日) 12:00

「運び屋」ポスタービジュアル

「運び屋」の監督クリント・イーストウッドの新たなコメントが到着した。

実話をもとにした本作は、思いがけず麻薬カルテルの運び屋として働くことになった90歳の老人アール・ストーンの物語。イーストウッドが自らアールを演じた。

アールのモデルは、実際にドラッグの運び屋を務め2011年に87歳という高齢で逮捕された男レオ・シャープ。「グラン・トリノ」でもイーストウッドとタッグを組んだ脚本家ニック・シェンクは、シャープを「メキシコのシナロア州で暗躍するカルテルの歴史上もっとも成果をあげた麻薬の運び屋は、誰も疑わない人物だった。仕事のために車で移動するのが日常の老人だ」と語る。

一方、イーストウッドは「一度だけ法を犯したときに、成功してしまったらどうなるのか。彼は高齢の男性だから、車を運転しても疑われない。停車して人助けをしたり、お金を与えたりするからね」とコメント。金に困った友人や家族のために運び屋を続けたシャープについて「慈善家のようでもある。そして続けるうちに、多額の金が舞い込むようになる。最初は彼自身も何をやっているかあまり理解していないんだ」と説明する。そして「(アールのキャラクターを想像するうえで)リサーチする必要はまったくなかった。多くの映画は想像力で作られる。架空の人物を考えるのと同じことだ」と話した。

「運び屋」は3月8日より全国でロードショー。

(c)2018 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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