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THE RAMPAGE「SILVER RAIN」MV解禁、撮影の裏側や楽曲に込めた思いを明かす

ナタリー

21/2/8(月) 4:00

上段左からLIKIYA、武知海青、龍、与那嶺瑠唯、下段左より藤原樹、川村壱馬、神谷健太、山本彰吾。(撮影:曽我美芽)

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEが2月24日に3rdアルバム「REBOOT」をリリース。そのリード曲「SILVER RAIN」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「SILVER RAIN」は「未曾有の苦境で会いたい人に会えないという状況を乗り越え、待望の再開を果たす瞬間」を歌った楽曲。MVは「闇と導く光」をテーマに制作され、白と黒の2パターンの衣装に身を包んだ16人が一糸乱れぬパフォーマンスを見せている。今回のMVで注目すべきパートは各パフォーマーがフィーチャーされたダンスシーン。ダンスパートにはそれぞれ「閃光ダンス」や「ウイングダンス」「TENETダンス」など名前が付いている。前作「MY PRAYER」はボーカル&ダンスグループであるにもかかわらず“まったく踊らない”MVとして話題になったが、今回はボーカルのリップシーン以外は踊り続けている、“THE RAMPAGE史上最も踊った”MVに。サビを含む全体の振付はLIKIYAが中心になって考案し、パフォーマーそれぞれにフィーチャーしたダンスパートは、そのパートを担当するメンバーが振付から構成まで手がけた。

また「SILVER RAIN」では、RIKU、川村壱馬、吉野北人に加え、LIKIYA、神谷健太、山本彰吾、浦川翔平、鈴木昂秀からなるラップユニット・MA55IVE THE RAMPAGEもTHE RAMPAGEの曲で初めてマイクを取った。MVでもフィーチャーされているMA55IVEのパートの振付、構成は山本が担当している。

MVの公開を記念して音楽ナタリーではTHE RAMPAGEの16人にメールインタビューを実施。川村は「SILVER RAIN」について「1曲を通してとてもビートの展開が多く、すごく繊細なのかと思えばものすごくパワフルになったりする部分もあったり……その両面が存在している楽曲だと思います。これまでの経験を経て、アルバムタイトルの意味でもある“再起動”ということですが、新たな幕開けを感じさせるような楽曲にもなっているので、皆さんにも何かいい形で変化が訪れたり、一歩踏み出したいときに背中を押せたり、『よし、行こう!』という勇気や元気を与えられる曲になったらうれしいです」と思いを寄せた。MA55IVEとのコラボについては「過去のホールツアーやフェスでLIKIYAさん、山彰さん、翔平、昂秀とは一緒にやっていたことが実際にあって、僕はMA55IVEではないのですがそういった歴史もあったので、シンプルにめちゃくちゃうれしかったですね! THE RAMPAGE作品としてマイクを持つのは初めてでプレッシャーなどももしかしたらあったのかなとMA55IVEメンバーの話を聞いていても思いますが、その中で素晴らしいアプローチで表現してくれたみんなを誇りに思います!」とコメントしている。

サビの振付を担当したLIKIYAは「THE RAMPAGEの原点に戻ってボーカルも含めて全員で踊っていて目まぐるしい構成をしているのですが、ただ激しいだけではなく、大人っぽくセクシーな振付を意識して作りました!」と語る。ラストのサビで与那嶺瑠唯とペアでダンスを披露した陣は「当初は逆再生やスローのエフェクトをかけて完成させるように振付を考えたのですが、できあがったら監督さんから『エフェクトかけないほうがいいね』と言っていただき、まさかの自力だけでのパフォーマンスになっているのでそちらにぜひ注目していただきたい」とMVの見どころを紹介してくれた。

ボーカルのRIKUは「SILVER RAIN」の聴きどころについて「サビ一択」と回答。「スリボ(スリーボーカル)だからこそ歌える仕組みになっています」とその理由を述べた。同じく与那嶺と龍も聴きどころにサビを挙げており、与那嶺は「今までにはない感じでゾクゾク感がありつつ、しっかり伝えたいところは伝えているので一度聴いたら耳に残ると思います」、龍は「急にグッとあがるところが好きです。トラックに合わせてパフォーマンスもできているのでとてもパワフルなパフォーマンスになっていると思います! 激しいサビのサウンドがあるのにイントロとメロは静寂ですごく緩急があり好きです!」とコメントしている。

「SILVER RAIN」のMV撮影の裏側について吉野は「差し入れのドーナツに群がっていました! 減量をしているメンバーが多かったので、ドーナツをおいしく食べていて幸せそうでした!」と16人のかわいらしいエピソードを明かし、岩谷翔吾は「ソロパートでなぜか龍がめちゃくちゃ緊張してテンパっていて、3、4回撮り直していて笑っちゃいました」と体は大きく中身はやんちゃな“ビッグベイビー”として愛される龍のMV撮影時の様子を教えてくれた。

アルバム全体について藤原樹は「今作は2020年の僕たちの苦悩と、その中での成長が全て詰め込まれたアルバムになっています。このアルバムを手に取ってくださった方々が、THE RAMPAGEと一緒に明るい未来に向かって進んで行く第一歩になればいいなと思います」と語り、武知海青も「昨年リリースさせていただいた作品もそうですし、今年リリースする作品でたくさんの方の不安や葛藤、悔しさなどを少しでも取り除けたらなという思いでこれからも活動に専念させていただきたいと思います。まだまだ見えぬ未来ですが、きっと明るいと信じてみんなでがんばりましょう」とコロナ禍の中での活動や本作に込めた思いを述べた。

山本は昨年の音楽シーンやTHE RAMPAGEが発信した音楽について「2020年ならではの楽曲がかなり生まれたと思います。時代は音楽で彩られるようにまた僕たちの曲も時代を語るような曲も多かったと思います」とコメント。昨年と今年のTHE RAMPAGEの楽曲について長谷川慎は「昨年は今までのTHE RAMPAGEから一新して落ち着いた楽曲をリリースしてきたので、2021年は『REBOOT』のリード曲『SILVER RAIN』を皮切りにどんどん攻めた楽曲をリリースしていきたいと思っています!」、後藤拓磨も「昨年はバラードやR&Bなど少し大人っぽい楽曲を多く発信できたと思っています。今年は大人っぽさをTHE RAMPAGEなりに解釈し勢いある曲にもしっとりした曲にも組み込んでいけるのではないかと思います!」と語った。浦川は「昨年はTHE RAMPAGEの楽曲の年齢をグッと上げたような楽曲がたくさんリリースされました。今年もその雰囲気を引き継ぎつつ、原点回帰でゴリゴリの曲も出るだろうなと思っています」と述べた。

また浦川に昨年影響を受けた作品について聞くと「昨年はおうち時間なども多くチルな時間が多かったのでVaundyさんの楽曲にはたくさん影響を受けました」と回答。神谷は昨年影響を受けたアーティストにBTSを挙げ「やはりグラミーやビルボードなどの海外の方面からも賞や名誉のあることを同じアジア人として歴史を作っていらっしゃっているので希望をいただきました!」とその理由を語った。昨年はMA55IVEのリリックビデオを制作し、新たな才能を見せた鈴木は「昨年はリリックビデオなどを作らせていただき、ファンの方からもたくさんの声をいただいたので今年もたくさん作りたいですし、新しく自分の趣味も仕事にしていきたい」と意気込みを明かした。

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