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JO1、『トレスギ JO1』放送前におさえておきたい 各メンバーパフォーマンス解説

リアルサウンド

21/3/23(火) 6:00

 JO1初の地上波冠番組『トレスギ JO1』が3月26日に放送される。番組では、JO1が“世界に通用するインパクトパフォーマンス” をメンバーそれぞれが事前に特訓・習得し、芸能人審査員の前で一人ずつパフォーJO1、『トレスギ JO1』放送前におさえておきたい 各メンバーパフォーマンス解説マンスを披露するという内容だそう。そこで今回は、メンバーのパフォーマンス力やキャラクター性に注目し、それぞれの魅力について執筆していく。

大平祥生

 まずはJO1の“美容番長”・大平祥生。そのキュートなルックスから“天使”と称されることも多い大平だが、最近ではすっかり“美容番長”が板についてきた感がある。毎朝白湯を飲み、朝晩必ずパックをしているというだけあり、肌のきめ細やかさはピカイチ。誰もが癒されるクシャッとした可愛らしい笑顔とおっとりした喋り方が魅力だが、実は人一倍男気に溢れており、パフォーマンスでは一変、クールなラップでギャップを見せつける。今年に入りトレードマークだった金髪からオレンジヘアにイメチェンし、凛々しさと色気もグッと増した。歌、ダンス、ラップ、そして美容と夢に向かって走り続けるひたむきな姿から目が離せない。

川尻蓮

 川尻蓮と言えば、やはりまずはメンバーも一目置く、ダンスの実力について。力強さの中にしなやかさと繊細さも併せ持つ川尻のダンスはとても綺麗で、思わず目で追ってしまう。最新だと公式YouTubeにアップされた『ATELIER : DANCE VIDEO』や、『M COUNTDOWN』のチッケムでチェックできるので、ぜひ見ていただきたい。『PRODUCE 101 JAPAN』出演時、常に上位をキープしつつも努力を惜しまない姿勢に心を打たれたJAMも多いと思うが、JO1になってからもダンスだけでなくボーカル面でも進化し続けている。また、以前他のコラムでも執筆したが、ダンスリーダーとしての指導力の高さも尊敬すべき点だ。(参照)リーダーの與那城奨と共に、ときに厳しく、ときに優しく、メンバーを支えている。時折見せるゆったりした博多弁や、謎解きが得意な一面も魅力。

JO1|ATELIER : DANCE VIDEO – (REN / KEIGO / RUKI / ISSEI)

川西拓実

 川西拓実は、トレードマークだったピンクヘアから茶髪になり、一気に大人びた。『PRODUCE 101 JAPAN』出演時には歌もダンスも未経験だったにも関わらず、自他共に認めるセンスの良さで、あっという間に実力をつけた。もちろん、センスだけじゃなく、川西自身の努力もあってこそだろう。ブレッシーで色気のある歌声も魅力的で、曲の歌い出しを任されることが多い。華やかな外見と綺麗な歌声は、JO1を知らない人たちにまずインパクトを与える“取っ掛かり”のような役割も担っているのでは、と思う。また、『JO1|ATELIER』ではラップを披露しJAMを驚かせた。歌にダンス、そしてラップまでかっこよくこなすセンス大量の川西は、愛嬌も兼ね備えており、JAMだけでなくメンバーをも虜にしている。

JO1|ATELIER : ‘Get Back’ – (SHOSEI / TAKUMI / SYOYA / SHION)

木全翔也

 クールな曲ではしっかりと色気を出し、かわいい曲では愛らしい笑顔で魅せる表情管理の天才、木全翔也。不思議な言動が多いので、番組などで木全が発言するときには「どんなことを言ってくれるんだろう!?」と思わずワクワクしてしまう。なので、今回の『トレスギ JO1』でも、きっと爪痕を残しているはず! と、勝手に期待。先月出演した『M COUNTDOWN』では誰よりも緊張している姿が印象的だったが、歌もダンスもラップも難なくこなせるオールラウンダーだ。雑誌のインタビューでは、自分の意見をしっかりと伝えることができる木全に頼もしさを感じることもしばしば。あまり表には出さずとも、実は人一倍、JO1の今後について熱く真剣に考えていることを発言の端々から感じる。

金城碧海

 公式YouTubeにアップされた『JO1|ATELIER』で、「GO」の韓国語Ver.をソロで披露した金城碧海。まだ二十歳とは思えないセクシーな高音ボイスがあまりにも「GO」にピッタリで、思わず何度もリピート再生してしまった。ポーカーフェイスで男らしいけど、実はJAM想いな優しい金城の人柄は、力強くも甘い歌声にそのまま現れているなと思う。日本語ではなく、あえて韓国語歌詞に挑戦した金城。失敗を恐れず常に上を目指すその勇気ある姿勢は、きっとメンバーにも良い刺激を与えているのではないだろうか。Twitterでの「何かに挑戦するのってすごく不安だけど、僕たちが応援するので皆さんも何かに挑戦してください」というコメントも実に金城らしかった。

JO1|ATELIER : ‘GO’ (Korean Ver.) – (SUKAI)

河野純喜

 河野純喜の歌声はとてもパワフルで、一度聴いたら誰もが心を奪われるはず。実際にYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に2回出演し、その魅力溢れる歌声で新たに多くのファンを獲得したのでは。最新シングルのタイトル曲「Born To Be Wild」でのパワフルな高音サビも圧巻だ。どんな時でも明るく前向きで、さらに頭も良く運動神経も抜群でコミュ力も高い。年上メンバーには可愛がられ、年下メンバーからはときにいじられながらも、頼りにされている愛されキャラ。JO1のメインボーカルとしての実力はもちろんのこと、人柄もとても魅力的だ。

JO1 (河野 純喜) – 無限大 / THE FIRST TAKE

佐藤景瑚

 181cmの高身長でモデル体型の佐藤景瑚。スラリと長い手足と中性的な美しい顔立ちは、11人という大所帯グループのJO1の中でもパッと目につきステージ映えする。その圧倒的存在感で一見クールに見えるのだが、口を開けば天然発言が炸裂するというギャップもたまらない。メンバーが一人ずつインスタライブを行った『2021 ONTACT WITH JO1』では、佐藤だけ「大喜利大会」を実施し、佐藤らしい独特な方法でJAMとの交流を楽しんでいた。また、ボーカルもダンスも卒なくこなし、河野や與那城とはまた違った声質の持ち主で、柔らかく透き通るようなハイトーンボイスがJO1の楽曲に良いアクセントを与えていると思う。

白岩瑠姫

 JO1の王子こと白岩瑠姫。新ビジュアルでピンクヘアを公開した瞬間、「こんなにピンクが似合うとは!」と、衝撃を受けた。目鼻立ちがくっきりした顔立ちに、ピンク色がとてもマッチしている。『JO1|ATELIER』では川尻、佐藤、豆原一成とともにダンスを披露しているのだが、真っ黒な衣装で荒々しく踊る白岩に心を奪われたJAMも多いのではないだろうか。表情の使い方や、細部まで感情を込めた力強いダンスは本当に素晴らしかった。また、お笑いが大好きだという白岩のトーク力にもぜひ注目していただきたい。今後もバラエティ番組などで、その美しい外見から飛び出すおもしろ発言のギャップで、魅力を炸裂させてほしい。

鶴房汐恩

 チワズリー(見た目はチワワ、ガタイは熊)と本人が言うように、キュートな見た目とは裏腹にパワフルなラップとダンスが特徴の鶴房汐恩。低音ボイスのクールなラップは、JO1の楽曲において大きな存在感を放っている。と思いきや、ボーカルとなると繊細な癒し系の歌声の持ち主というギャップにもやられる。普段は仲良しの木全らとわちゃわちゃはしゃいでいる姿が度々見られる。カメラが回っていないところでも「金城碧海です!」と挨拶をしてスタッフ陣を笑わせたりなど、おふざけ全開な姿が愛らしい。家族、メンバー、そしてJAM想いな優しさあふれるJO1のやんちゃBOYだ。

豆原一成

 『JO1|ATELIER』では肩出し衣装を身に纏い、色気ダダ漏れのダンスを披露した豆原一成。最近の豆原には軽率に“豆ちゃん”などと呼べないような風格を感じる。ダンスの実力はもちろん、どんな楽曲でも安定感のある落ち着いた歌声も魅力。さらに映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』では映画初出演も果たし、あらゆるジャンルで才能を発揮している。しかし、普段はお兄ちゃんたちが大好きな、愛され弟キャラ全開。まだ10代のあどけなさが残るかわいらしい笑顔で周囲を癒してくれる。高校を卒業したての18歳とは思えない、頼もしい末っ子の快進撃は止まらない。

與那城奨

 リーダー・與那城奨はJO1のメインボーカルの一人。河野が力強く印象的なボーカルだとすれば、與那城はそんな河野の声を優しく包み込む歌声が特徴。『JO1|ATELIER』での與那城と河野の「My Friends」では、声質はまるで違うのに決してぶつかり合うこともなく、綺麗に重なり見事に調和されていた。また、リーダーとしてメンバーを優しく見守りまとめ上げる力や、周囲への気配りや観察力にはいつも感心する。彼を頼りにしているのはメンバーだけでなく我々ライター陣も。取材中には、「絶対に良いコメントを言ってくれるだろう」という安心感があり、そして毎回その期待に応えてくれるので、本当に助かっている。與那城がいるからこそ、鶴房や佐藤らが安心してのびのびとしていられるのだろうとも思うし、まさに理想のリーダーだ。

JO1|ATELIER : ‘My Friends’ – (JUNKI / SHO)

 こうして執筆してみると、改めて11人全員が個性豊かで、バランスのとれたグループだなと思う。『トレスギ JO1』ではどんな姿を見せてくれるのだろうか。放送をワクワクしながら待っていよう。

■紺野真利子
エンタメ系ライター。JO1やジャニーズグループのインタビュー記事を中心に、雑誌『CHEER』『週刊TVガイド』などで執筆。
Twitter(@mariri_901820)

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