トニー賞で作品賞などに輝いたブロードウェイミュージカルの映画化作品「ディア・エヴァン・ハンセン」の予告編と場面写真が到着した。

本作は孤独な高校生活を送る主人公エヴァン・ハンセンが、1通の手紙と思いやりでついた嘘がきっかけで自分を見つめ直すさまを描くミュージカル。ある日エヴァンは自分宛てに書いた手紙を同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日コナーが自ら命を断つと、手紙を見つけた彼の両親はエヴァンを息子の友人だと思い込む。コナーの家族を苦しめないように思わず話を合わせたエヴァンは、促されるままに“ありもしないコナーとの思い出”を語り、SNSを通じて世界中の人々の心を動かしていく。

YouTubeで公開された予告編は、エヴァンが「Dear Evan Hansen（親愛なるエヴァン・ハンセンへ）」と自身に宛てて手紙を書く場面からスタート。そしてエヴァンの学校生活の様子とともに楽曲「Waving Through a Window」が流れ出す。

同曲を歌うのは、ミュージカル版でもエヴァンを演じたベン・プラット。エヴァンが思いを寄せるコナーの妹ゾーイ役でケイトリン・デヴァー、エヴァンを励ますシングルマザーのハイディ役でジュリアン・ムーア、コナーとゾーイの母親シンシア役でエイミー・アダムス、コナー役でコルトン・ライアンが出演している。監督は「ウォールフラワー」「ワンダー 君は太陽」のスティーヴン・チョボスキー。「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」を手がけたパセク＆ポールこと、ベンジ・パセクとジャスティン・ポールが音楽と製作総指揮を兼任した。

「ディア・エヴァン・ハンセン」は11月26日より全国公開。10月30日から11月8日にかけて開催される第34回東京国際映画祭のクロージング作品にも決定した。

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