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沢尻エリカ、『ハゲタカ』会見で綾野剛の“意外な一面”明かす 「四つ葉のクローバーを持ってきた」

リアルサウンド

18/7/9(月) 18:45

 7月19日より放送がスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ『ハゲタカ』の制作完成記者会見が7月9日に同局にて行われ、主演の綾野剛、渡部篤郎、沢尻エリカ、光石研、杉本哲太、小林薫、そして原作者・真山仁が登壇した。

 同ドラマは累計240万部を誇る、真山仁の小説『ハゲタカ』(2004年刊行)を映像化した作品。綾野演じる鷲津政彦は、平成という激動の時代を舞台に、外資系投資ファンドを率い、名門企業を次々と買収し日本経済界に革命を起こしていく。ホテルウーマン・松平貴子として沢尻、そして鷲津の敵として渡部と小林、部下として光石と杉本が出演する。

 まず、自身の役柄や作品の内容について、綾野は「この作品を通して、日本の再生や、これからの希望について、みなさまにいろんなことを伝えていけたらいいなと思います」と語った。また、渡部は自身の役柄の複雑さについて明かしながらも、よい作品にしていきたいと意気込んだ。

 司会から撮影現場でのエピソードを聞かれると、まず一番に開口したのは沢尻。「綾野くん演じる鷲津は本当にかっこいいんです。出で立ちもスーツを着てピシッときまっていて。私も『綾野くんかっこいいな』と思って見ていたんです。その時は草原でロケをしていた日だったんですが、綾野くんが遠くから『四つ葉のクローバー見つけたよ~~』って言って満面の笑みで四つ葉のクローバーを持ってきたんです(笑)。意外すぎちゃって、印象に残っています」と明かすと、綾野は「恥ずかしい」と返しながらも、「もし見つかったらいいことが起こるんじゃないかという願いを込めて」と、今作にかける思いを話した。

 また、綾野と沢尻は映画『ヘルタースケルター』(2012年)、『新宿スワン』(2015年)に続いて、今回が3度目の共演。「今までやってきた役がまともな役じゃなかったので」(綾野)、「改めてちゃんと目を見て会話しているのが、すっごい恥ずかしかった」(沢尻)と、互いに笑いながら答えた。

 『ハゲタカ』には、ベテラン俳優が多く登場する。綾野は渡部からとあるシーンについて「どう演じるかひとりで悩んでいると、渡部さんが『切れ味のある刀のように美しくそこにいれば大丈夫だから』とおっしゃってくれた」と、先輩からのアドバイスもあったようだ。しかし、現場は和やかなムードだそうで、渡部は栃木でのロケの帰りには新幹線の駅で佐野ラーメンや宇都宮餃子を買っていることを明かし、また、光石や杉本は、主演の綾野をいろいろな策を使って笑わせようとしてくるという。この日の会見でも、小林が光石をいじるなど、ベテラン俳優たちも和気藹々とした様子を見せた。

 また、主人公・鷲津がカリスマ性のあるキャラクターであることにちなみ、「自分にとってのカリスマは?」という質問には、綾野が「沢尻エリカって人は、カリスマ性がありますよね」と話すと、沢尻さんは「本当やめて!」と、2人の息のあったやりとりが続いた。『ハゲタカ』では、鷲津政彦の“最強の敵”というキーマン役を演じることになる沢尻エリカ。2人のやりとりは、『ハゲタカ』のストーリーのおいても重要な見どころになりそうだ。(取材・文=若田悠希)

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