言葉を交わさない母と子供たちを描く、ブルーエゴナクの“純家族劇”
19/11/25(月) 11:56
ブルーエゴナク「愛のえんえん」チラシ表
ブルーエゴナク「愛のえんえん」が、11月30日から12月3日まで福岡・GALLERY SOAPで上演される。
穴迫信一が作・演出を手がける本作では、“純家族劇”を掲げ、小さなすれ違いから母と子供たちが一言も交わさなくなったとある家族が描かれる。出演者には、いずれも今年ブルーエゴナクに入団した野村明里、鈴木隆太、出光真侑、小関鈴音、溝口竜野が名を連ねた。
上演に向け穴迫は、「世界を形成するコミュニティの中の最小単位としての『家族』を描くことから、個人と世界の関係について、考えてみたいと思います。新劇団員を迎えての初めての本公演です。何よりも笑える愛しい時間を目指しています」とコメントしている。
穴迫信一コメント
近年の、僕たちの創作のテーマは“個人のささやかさ”に尽きていて、今作もそうなるのだと思います。
それは今この世界に対して、何か大きなものにじわじわと、何もかもを奪われていくような不安を感じているからです。
世界を形成するコミュニティの中の最小単位としての「家族」を描くことから、個人と世界の関係について、考えてみたいと思います。
新劇団員を迎えての初めての本公演です。何よりも笑える愛しい時間を目指しています。
ブルーエゴナク「愛のえんえん」
2019年11月30日(土)~12月3日(火)
福岡県 GALLERY SOAP
作・演出:穴迫信一
出演:野村明里、鈴木隆太、出光真侑、小関鈴音、溝口竜野
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