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ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019開催概要発表! テーマは「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」

ぴあ

18/11/14(水) 10:00

(c)teamMiura

初開催以来、延べ823万人が熱狂した世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019」の開催概要が発表された。開催日程は、例年通り5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)のゴールデンウィークの3日間。会場は、東京国際フォーラムを中心とした大手町・丸の内・有楽町エリアに特化して、記念すべき15周年を盛り上げるという。注目のテーマは、「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」に決定。アーティスティック・ディレクター、ルネ・マルタンがどのような選曲を行うのか、今から興味津々だ。

2019年のテーマ「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」とは

いつの時代にも、作曲家たちは新たなインスピレーションを求めて異国の地を目指しました。彼らは、異文化から吸収したさまざまな刺激を、自分たちの創作に取り入れたのです。音楽祭の中では、作曲家たちの旅の軌跡を多彩なプログラムと共にご紹介いたします。一例を上げれば、18世紀には、モーツァルトがヨーロッパ中を旅しながら名作の数々を遺し、晩年のハイドンもロンドンで暮らしながら一連の交響曲を発表しています。そして、ロマン派を代表する「旅人」と言えばリストでしょう。真の「コスモポリタン=世界市民」であったリストは、イタリア滞在中に得たインスピレーションを《巡礼の年:第2年「イタリア」》に昇華させました。また、ラヴェル(スペイン狂詩曲)やシャブリエ(狂詩曲「スペイン」)も、スペインにちなんだ美しい音楽を残しています。このように、今回のLFJでは、さまざまな時代の作曲家たちが旅先で得た刺激の下に書き上げた名作の数々が主役となって、音楽祭を華やかに彩るのです。(ルネ・マルタン)

「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019」開催概要

公演名:「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019」
テーマ:「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」
開催日程:2019年5月3日(金・祝)〜5月5日(日・祝)
会場:東京国際フォーラム、大手町・丸の内・有楽町エリア
各プレイガイド先行販売開始:2019年2月中旬(予定)
チケット一般発売開始:2019年3月中旬(予定)
公演数:約322公演/有料公演 122公演、無料公演 約200公演
主催:ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019運営委員会
(株式会社KAJIMOTO/株式会社東京国際フォーラム/三菱地所株式会社)
企画制作:CREA/KAJIMOTO
公式サイト:http://www.lfj.jp

2018年の様子

多彩な有料公演 (c)teamMiura
「子どもたちの音楽アトリエ」(c)teamMiura
「地上広場 キオスク(無料公演)ステージ」(c)teamMiura

「ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)」とは

「ラ・フォル・ジュルネ」は、1995年フランス西部の港町ナントで「クラシックの民主化」を掲げて誕生したクラシック音楽祭。世界中からアーティストが集い、一流の演奏を、1公演約45分休憩なしの低料金で、朝から晩まで複数会場で繰り広げられる。日本では、2005年から毎年ゴールデンウィークに開催され、有料公演のほか、誰でも気軽に演奏を楽しめる地上広場でのコンサートなどのオープンプログラム、有料公演チケット(及び半券)の提示で参加できる数々のイベント(コンサート、子ども向けプログラム、マスタークラス、講演会など)が行われ、子どもから大人まで家族揃って楽しめるクラシックのテーマパーク的イベントだ。また、音楽祭期間中は、丸の内などの周辺エリアでもミニコンサートが行われ、街中が音楽一色に染められる。

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