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遠山正道×鈴木芳雄「今日もアートの話をしよう」

ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダース、 2つの展覧会を見る

月2回連載

第51回

20/11/20(金)

ギャラリー小柳にて

鈴木 今回は、現在、金沢21世紀美術館(石川)と、ギャラリー小柳(東京・銀座)で開催中の、現代美術家ミヒャエル・ボレマンスとマーク・マンダースの展覧会を紹介したいと思います。

遠山 金沢21世紀美術館が『ダブル・サイレンス』(2021年2月28日まで)、そしてギャラリー小柳が『Gallery selection』(11月28日まで)と題して開催されています。

鈴木 今回は特別に、ギャラリー小柳でボレマンスとマンダースを担当されている桑島祥さんにも少し参加していただいて、ボレマンスやマンダースをご紹介していきます。ではまず先に少し、各作家について簡単に。

ミヒャエル・ボレマンス ポートレイト
Photo: Alex Salinas

鈴木 ミヒャエル・ボレマンスは、1963年ゲラールスベルゲン(ベルギー)生まれ、ゲント(ベルギー)在住です。小さいころから絵には興味があったそうなんですが、古典絵画に強い関心を持っています。特にスペインの宮廷画家ベラスケスは一番好きな作家だと、以前にインタビューでも言っているぐらい。特にベラスケスの効率的に描くというテクニックの面からの影響が強いけれども、そういうところは自分にもできると思うとのこと(笑)。

遠山 ベラスケスと同じようにできるっていうのもすごい(笑)。でも確かにそういったアカデミックな、いわゆる西洋絵画的なところも見える気がするけど、描かれているテーマとかは、ちょっと薄気味悪いような人間の姿や、日常に潜む不穏な気配など。すごくボレマンスって独特ですよね。それに自分の生きているいまの世界と共存しているっていうのかな、モダンな感じがする。あ、詳しい話はまたあとでご紹介するとして。

マーク・マンダース ポートレイト
Photo: Cedric Verhelst

鈴木 次にマーク・マンダースですが、彼は1968年フォルケル(オランダ)生まれで、彼もベルギーのロンセというところに在住。2人ともベルギー在住なんですよね。

桑島 マンダースはオランダ人のすごくいいところを持っている人というか、明るくてとてもいい人なんです。でもオランダ人気質があわなかったのか、ベルギーに移住したそうです。

鈴木 ベルギーの方が彼にとっては住みやすい土地だったんですね。で、彼は1986年に「建物としてのセルフ・ポートレイト」というコンセプトを得てから、彼の作品はすべて一つの大きな自画像の一部として構成しているそうです。

遠山 確かにマンダースの作品は人間の頭部が多いイメージ。しかし双方ともにすごくユニークというか、ほかに類を見ない作家だな、と今回改めて思いました。

ミヒャエル・ボレマンス

鈴木 遠山くん、金沢と銀座の2つの展示を見て、どうでした?

『Michaël Borremans: Shades of Doubt』書影

遠山 実は私、ボレマンスにこれまでそんなに興味がなかったんです。金沢もどちらかというとマンダースに興味があって見たんですけど、最終的には逆にボレマンスが勝った(笑)。それで美術館のショップで迷わずボレマンスのドイツ発のカルチャー雑誌『mono kultur』の第31号『Michaël Borremans: Shades of Doubt』っていう冊子を買いました。それを帰りの新幹線でパラパラめくって見てたんだけど、すごく心が豊かになったんです。

『HUGE』(講談社)2013年1月号 表紙

鈴木 雑誌といえば、日本でも2013年1月に『HUGE』という雑誌が、9人の画家を特集したときに、ボレマンスが表紙になった上に、珍しく長めのインタビューに答えたんですよね。これはしびれたな。これでボレマンスのファンになった人が多かったと思う。僕もこの雑誌を読んで、少し経ってからTwitterに書いたら、すぐにアマゾンで売り切れたことを覚えてる。みんな彼のことを知りたいんだなって。

遠山 確かに雄弁な人じゃないから、彼のことを知れる大きなチャンスだったのかも。

鈴木 でも遠山くんはあまり興味がなかったボレマンスのどこに魅力を感じたんだろう。

遠山 「見たい」っていう欲求が生まれたところかな。絵との接し方って、コンテクストとか作家本人の魅力から入るってこともあるけど、ただ眺めていたい、ふっと思い立ったときにこの人の作品を見たいとかっていう欲求から生まれる接し方もありますよね。そういう欲求がボレマンスに生まれた。それこそゆったりしたところで、静かにウィスキーを飲みながら隅から隅まで絵を見尽くしたいっていうのかな。

鈴木 特にこの『Michaël Borremans: Shades of Doubt』は、絵のディテールがアップでたくさん掲載されていて、全体像だけでは感じられない絵の詳細な部分まで舐めるように見るっていうのかな、そういう行為用な感じもしましたね。

遠山 すごくする。そもそもさっきもちょっと言ったけど、確かにボレマンスって過去からの影響はあると思うけど、いわゆる伝統的西洋画の装飾性がなくてすごくシンプル、クラシックだけどモダンだって思ったんですよね。それになんか『羊たちの沈黙』(編集部注:トマス・ハリスの猟奇小説。同名で映画化され、第64回アカデミー賞で主要5部門を受賞。監督はジョナサン・デミ。主演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンス、スコット・グレン)的なスリラーとかホラー的なドキドキ感も味わえるし、この絵はどういうことなのか、どうなっているのかっていう想像を膨らませてもくれる。それはもしかしたら描かれた人間の生々しさと、そこはかとない暗さっていうのかな、そういうのが相乗効果になってるのかもしれない。

ミヒャエル・ボレマンス《天使》2013
Photo: Peter Cox
Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

鈴木 確かに描かれた人の生々しさというのは、ボレマンスの絵について語るときに重要な点だと思う。誤解を怖れずに言うと、フェティシズムをともなったエロティシズムであったり、ちょっと変態チックな感じがするね。こういうのって普段はみんな自分のうちに秘めて、隠している部分だと思うんだけど、絵によってそれが引き出されてしまうというか、暴かれてしまう。そういうものは、どうしても惹かれてしまう、見てしまう、目を向けてしまうっていうところがあると思うんだよね。

遠山 それでいてどこか敬虔な、宗教的なところもあって。宗教画的な歴史の文脈の中にも実はボレマンスの作品って位置付けられる感じも私はするんですよね。だから芳雄さんの言う個人的な感情もあると思うけど、何かまたそれとは違った大きな文脈が彼の絵には隠されていそうな気もする。

ギャラリー小柳展示風景:ミヒャエル・ボレマンス《Molly》 2018年 油彩・キャンバス

遠山 例えば《Molly》もすごくフェティッシュだけど、どこかの地域の儀式や慣習の中にありそうな姿だなって思って。それに誰かがこの人を呪文で操っている感じもした。

鈴木 ある種の宗教性であったり、人を操っているようでもあったり、もっというと、カニバリズム的なものに見えるものもある。

ギャラリー小柳展示風景:ミヒャエル・ボレマンス《Alien》 2018年 油彩・キャンバス

遠山 やっぱりすごくボレマンス好きだな。私は例えばルネサンス絵画ってあまり興味がないんです。時間軸があまりにかけ離れすぎていて、同化できないというか、感情移入できないんですよね。反対にボレマンスは没頭できるし、しやすい。それに意味があるようで実は意味がないというところがまたいいなって。

桑島 そうですね、ボレマンスの絵を見て、みんな何かしらのイメージや物語を探すんですが、実は本人は絵の中に具体的な意味や物語を入れ込んではいないんです。

遠山 またそれが不思議ですよね。勝手にこちらは何か物語や意味を探してしまう。

鈴木 そう、意味性を求めすぎちゃいけないんだろうけど、つい絵を見る癖として、何が描かれているのかということをある意味分析してしまうというところがあるなって。でも彼のモダン性っていう話はすごく面白いなって思った。それで思ったのが、彼が影響を受けた人たちとして挙げている画家たちは、各時代に散らばっている。絵画の時代の人、ベラスケス、絵画と写真の時代の人、マネ、そして、シュルレアリスムの画家を挙げているけど、彼らは絵画と写真と映画の時代。そして当のボレマンスは第4のフェーズっていうのかな、現代のデジタル世代。写真や映像も瞬時に全世界に発信されるなんて昔の人からしたらあり得ないことだけど、いまボレマンスたちはその世界で生きている。だから彼のモダン性っていうか、現代性みたいなものに我々が共感し、共存するんじゃないかなって思った。それに今回は映像作品も4点ほど展示されていたけど、どれもボレマンスらしいというか、さっき言ってたフェティシズム的な彼の視点を垣間見たような気がしましたね。

桑島 確かに「映像」というのはボレマンスにとって重要ですね。彼はもともと映画監督になりたかったというのもありますし、彼にとって映像も絵なんです。たまたま動いているだけだから、額縁を絶対につけろって言われています。金沢でも1点は少し違った箱形の作品になっていますが、額縁に入った映像作品が3点、普通の絵画と同じように展示されています。

鈴木 そうですよね、プリーツのスカートが回り続けたり、少女がひたすらパンを食べたり、一見すると静止画のように見えるけど、映像。彼にとったらそれもすべて絵画という捉え方なんですね。そういえば映画が好きで、監督でいうと、デビッド・リンチとかアルフレッド・ヒッチコックが好きだとも言ってますよね。

「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」展示風景、 金沢21世紀美術館、2020-21年
撮影:木奥惠三
画像提供:金沢21世紀美術館
(左)マーク・マンダース《4つの黄色い縦のコンポジション》2017‒2019年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Tanya Bonakdar Gallery, New York and Gallery Koyanagi, Tokyo
(右)ミヒャエル・ボレマンス《貸し付け》2011 年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

遠山 そう考えると、彼はストーリーとか意味はないって言ってるけど、もしかしたら彼の中で作られた脚本の中の一部を絵にしているのかもしれないってちょっと思ったな。

鈴木 そうそう、だからなんとなく絵の前と後があって、流れる時間のある特定の一部だけを切り取っているんだろうなって。ストーリーの中のほんのごく一部を切り取ってるけど、そもそもそれがどういう物語なのか、我々は想像するしかないんですよね。

遠山 結局見る側が勝手にストーリーを創作しちゃったりしますよね。でも答えはないんですよね。

桑島 そうですね、彼自身はまったくないと言っていました。

鈴木 そう、その答え合わせをしたがる人が多いけど、答えがあるようで答えがない。

遠山 でもボレマンス自身がまた寡黙な人だから、余計に想像を掻き立てられるところもあるなあ。

マーク・マンダース

マーク・マンダース《4つの黄色い縦のコンポジション》2017–2019
Photo: EPW STUDIO
Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp & Tanya Bonakdar Gallery, New York

遠山 マンダースの作品、可愛くていいな、好きだなって、私はずっと思ってたんです。でも実際に生で見て、桑島さんから教えてもらって、そのイメージは大きく変わりましたね。

鈴木 例えばどんなふうに?

遠山 まず変幻自在というのかな、さまざまな大きさの作品があるということ。金沢には超巨大作品から小さな作品がいくつも並んでいるし、ギャラリー小柳では等身大ぐらいの大きさの人間の頭部が展示されている。こんなに大きさにバリエーションがあるんだって思った。あと、やっぱりその素材ですね。一見すると粘土でできていそうな彫像なのに、実際にはブロンズだったり、木だったり、エポキシ樹脂だったり。でもそれって教えてもらわないとわからなくて(笑)。

鈴木 マンダースの作品は、顔部分だけじゃなくて、縄や台までブロンズだったりするんですよね。今回ギャラリー小柳で展示されているものも、どこからどの素材なのか、桑島さんに教えてもらってやっとわかったもんね(笑)。

ギャラリー小柳展示風景:マーク・マンダース《Nineteen Eighty Six》 2018年 着色されたエポキシ樹脂・木

遠山 そうそう(笑)。でもマンダースの作品はどうやって作られているんですか? 崩れた顔と言ったらいいのかな、こういうのもいわゆる手捻りで作られてるんですか? 何か型もある?

桑島 このままの原型から型をとることもありますし、いわゆる手捻り的に粘土や樹脂を成形することもありますね。

遠山 ひび割れとかも型で作ったりするんですよね。

桑島 そうですね、マンダース独自の驚くべきテクニックで制作されています。

遠山 すごいよね、この3次元の出来栄えって。でもボロボロボロって崩れてしまいそうな儚さも感じますよね。それにただ木の上に乗っているだけのような危うさもあって。

「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」展示風景、 金沢21世紀美術館、2020-21年
撮影:木奥惠三
画像提供:金沢21世紀美術館
(前)マーク・マンダース《乾いた土の像》2014年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp
(後)マーク・マンダース《乾いた土の頭部》2015-2016 年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

桑島 それもマンダースの意図というか、金沢の展示でも、わざと作品の周りに作品から剥がれ落ちたかのようなブロンズや粘土を散らしています。それに一見すると粘土の作品に見えるので、これまでマンダースの作品はとても繊細で脆いから、展覧会を開くのは無理だろうって長年思われていたんです。

鈴木 みんなこれが壊れにくいブロンズや樹脂だってこと、知らなかったんだ。だから乾燥して崩れたらどうしようとか、難しいって(笑)。

桑島 そうなんです、まさかブロンズだなんて思ってないっていう。でもその床にわざと散らしたりしている展示が余計にこの作品は展示するのが難しいって思わせてるんですよね(笑)。

「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」展示風景、 金沢21世紀美術館、2020-21年
撮影:木奥惠三
画像提供:金沢21世紀美術館
(左)ミヒャエル・ボレマンス《天使》2013年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp
(右)マーク・マンダース《4つの黄色い縦のコンポジション》2017‒2019 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp, Tanya Bonakdar Gallery, New York and Gallery Koyanagi, Tokyo

遠山 面白いなあ(笑)。本人にとって素材を使い分けているっていうのは、何か意図があるんですか?

桑島 本人の中でこれは樹脂、これはブロンズ、これは木に見えるブロンズ、これは縄に見えるブロンズっていう決定は一瞬でできあがって、それは最後まで揺るがないそうなんです。完全に完成形が見えているようですね。

鈴木 一切の迷いがないってことですか?

桑島 ないですね。何かしら自分の中に公式のようなものがあるみたいで、それに則って作品は制作されるそうです。

遠山 ボレマンスはほとんど自分のこととか作品のことを語らないけど、マンダースは詳細に語るんですか?

桑島 語るし、本人も魅力的でお話も面白いんですけど、正直意味がわからないことが多くて(笑)。

鈴木 めちゃくちゃ神経質な感じがするんですが、気さくなタイプなんですよね。

桑島 すごくフレンドリーで、人に対して思いやりのある方ですね。

遠山 でもこの謎解きみたいな作品は本当に面白いですよね。

鈴木 どれが何で作られているのか混乱してしまう。本当に謎解きですね。木ももしかしたら木じゃなくてブロンズかもしれないし、樹脂かもしれない。でもやっぱり見てもわからない(笑)。

遠山 そうそう(笑)。結局何で作られてるんだろうって。

鈴木 本物とそれに似せて作られたものの境界線がすごく曖昧になって、何が本当かわからなくなる。それに桑島さんも言っていたように、彼独自の驚くべきテクニック、そして彫刻として素晴らしさもあいまって、マンダース作品がさらに面白く、魅力的に感じましたね。

2つの展覧会を見て

「ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース|ダブル・サイレンス」展示風景、 金沢21世紀美術館、2020-21年
撮影:木奥惠三
画像提供:金沢21世紀美術館
(左)マーク・マンダース《椅子の上の乾いた像》2011-2015年 Collection of Museum of Contemporary Art Tokyo
(右)ミヒャエル・ボレマンス《オートマト(I)》2008 年 Courtesy: Zeno X Gallery, Antwerp

遠山 でも今回、この2人が一緒に展覧会をやるのはちょっと不思議で意外でした。ボレマンスって私は人嫌いというか、あまり人付き合いをしない人っていうイメージだったので。

桑島 そうですね、でもこの2人は実はすごく気が合っていて、今回も2人でやることをすごく喜んでいました。

鈴木 公開されている映像でも、互いに感謝しているというようなことを言っていましたよね。それに美術館で二人だけで一つの展覧会を形作るのは今回が初めてですし、ボレマンスもいままでの展覧会の中で一番楽しみだとも言っていました。

桑島 そうですね、ボレマンスにとってもマンダースにとっても新しい挑戦だったと思います。

遠山 二人の作品が並んでいる空間は圧倒的です。でもやっぱり見ないとわからない2人ですよね。体感しないと我々の気持ちがわかってもらえないというか(笑)。ギャラリー小柳も金沢も体験してほしいですね。空間というか、佇まいがいい。それこそ現代の宗教感に包まれるというか、非常に静粛で厳粛な気持ちにさせられました。

鈴木 ボレマンスだけ、マンダースだけでも、その作品の面白さなんかは感じられると思うんですが、やっぱりこの2人がどうして一緒に並んで展示されるのか、その共鳴っていうのを感じてほしいと思います。ちなみにギャラリー小柳での展示には、杉本博司さんの《ジオラマ》シリーズも同時に展示されていますので、そちらも一緒に楽しんでいただきたいですね。

今回の対談のダイジェスト映像をArtStickerにてご覧いただけます。
https://artsticker.app/share/events/detail/345

展覧会概要

『ミヒャエル・ボレマンス マーク・マンダース | ダブル・サイレンス』

会期:2020年9月19日(土)~2021年2月28日(日)
休場日:月曜日(ただし11月23日、2021年1月11日は開場)、11月24日、12月29日~2021年1月1日、1月12日
開場時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで、1月2日・3日は17:00まで)
会場:金沢21世紀美術館 展示室7~12・14
料金:一般 1,200円(1,000円)/ 大学生 800円(600円)/ 小中高生 400円(300円)/ 65歳以上の方 1,000円(1,000円) ※( )内は前売り券料金。
前売り券は当館ウェブサイトにて販売中(観覧日前日の23:59まで購入可)。日付指定制。
お問合せ:金沢21世紀美術館 TEL 076-220-2800


『Gallery selection』

会期:2020年9月16日(水)­~11月28日(土)
休廊日:日・月・祝
開場時間:11:00~19:00
会場:ギャラリー小柳
料金:無料
※予約制 詳細はギャラリーのHPで確認を


構成・文:糸瀬ふみ


プロフィール

遠山正道 

1962年東京都生まれ。株式会社スマイルズ代表取締役社長。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」などを展開。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるビジネスモデル-PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。


鈴木芳雄 

編集者/美術ジャーナリスト。雑誌ブルータス元・副編集長。明治学院大学非常勤講師。愛知県立芸術大学非常勤講師。共編著に『村上隆のスーパーフラット・コレクション』『光琳ART 光琳と現代美術』など。『ブルータス』『婦人画報』ほかの雑誌やいくつかのウェブマガジンに寄稿。

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