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橘ケンチのコラボ日本酒を集めたフェアが開催 白糸酒造『田中六五橘』造りの過程をレポート!

ぴあ

撮影/鈴木規仁

「日本酒業界を盛り上げたい」という想いの下、かねてより日本酒に関わる活動をライフワークとしてきたEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチ。その橘と福岡県の気鋭酒蔵・白糸酒造との第2弾コラボ日本酒として、今年のバレンタインデーに発売となった『田中六五橘(たなかろくじゅうごたちばな)』などがフィーチャーされた食フェアが、3月24日(水)~4月9日(金)に名門焼鳥店・やきとり宮川赤坂インターシティAIR店にて展開される。

EXILE/EXILE THE SECONDでのアーティスト活動の傍ら、ここ数年様々な活動を通して日本酒に対する造詣を深めてきた橘ケンチ。「現代の日本酒の味わい深さをはじめ、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」との日本酒シーンの代弁者たらんという覚悟とともに、多くの実力派酒蔵や日本酒の現在をリードするキーパーソンとの対話を積み重ねてきた。いまだ収束の見えないコロナ禍の中では「酒や文化の持つ力が今こそ多くの人の心に灯をともすはず」と、さらにその思いを強くしている。

今回、橘とコラボした白糸酒造は、安政2年(1855年)に創業、山田錦の産地である福岡県糸島市で150年以上に渡って酒造りを行う老舗酒蔵。吊るした石の重さを利用して麹醪の入った袋を巨大な木を使って搾る“ハネ木搾り”は、白糸酒造のみに残る全国的にも珍しい製法であり、今なお古式の上槽法によって全量を醸し続けている。その8代目蔵元にして杜氏である田中克典氏は、橘自身の日本酒に対する知見の蓄積を支えるひとりであり、日本酒界においては一挙手一投足に注目の集まる人物だ。

人気酒『田中六五』の名称どおり、酒米・山田錦の産地に蔵を構える福岡県の白糸酒造。撮影/鈴木規仁
白糸酒造のみに残る全国的にも珍しい製法=ハネ木搾りは蔵の象徴でもある。撮影/鈴木規仁
温故知新──旧蔵とタンク庫など最新設備の同居にも蔵の姿勢が表れている。撮影/鈴木規仁
白糸酒造のアイデンティティとも言える代表銘柄『田中六五』は九州が誇る人気酒。撮影/鈴木規仁
蔵の外に併設されたショップには人気銘柄『白糸』の多様なラインナップが並ぶ。撮影/鈴木規仁
米や道具をきれいにする水場。他と違い外光を取り入れるのも蔵のこだわりのひとつ。
蔵人から洗米のレクチャーを受ける橘。現場での会話が日本酒への造詣を育む。
酒米の糠(ぬか)を洗い落とした洗米の後は水切りをして翌日の蒸米に備える。

『田中六五橘』は“これからの白糸酒造の指針となる酒造り”に

その田中杜氏が、東京農業大学醸造科学科から酒類総合研究所などを経て、蔵へ戻ったタイミングの2009年夏に立ち上げた日本酒が『田中六五』。白糸酒造にとっては、まさにアイデンティティとも言える存在だ。橘は2020年12月発売の『橘6513』に続いてこの人気銘柄とコラボすべく白糸酒造を訪れ、田中杜氏から日本酒造りのノウハウを伝授されながら、様々なディスカッションを経て『田中六五橘』を完成させた。その完成度は、田中杜氏をして「これからの当蔵の指針となる酒造りとなった」と言わしめるほど。橘も、「扁平精米という特殊な方法を取り入れたおかげで、雑みが極度に少なくなめらかでシルキーなお酒に仕上がっています。昨年末に発表した対となる『橘6513』は低アルコールで1杯目から飲みやすいお酒ですが、途中から『田中六五橘』に切り替えていただくと、より食事とのマリアージュを楽しんでいただけると思います」と語っている。

金属製ではなく、昔ながらの木製の甑(こしき)にこだわり米を蒸し上げる。撮影/鈴木規仁
甑(こしき)で蒸し上った米をかき混ぜつつ、次の放冷へ作業を移す。撮影/鈴木規仁
最新の設備や新蔵を備えながらも、要所は人の手と感性で造り上げていく。撮影/鈴木規仁
蒸した米を甑から出して広げ外気で冷却する放冷は新旧蔵の間で行う。
蒸し上げ~放冷の後、温度の下がった米を麹室に引き込み麹菌の種付けを行う。
酒母や醪(もろみ)などをかき混ぜる櫂(かい)入れ。醪の溶解と発酵との調和を図る。
美味しい日本酒を醸す上で欠かせない適切な温度管理。日々の地道な作業が続く。
克典氏(左)の実弟でデザイナーの公二氏(中)とパッケージについてディスカッション。
コラボレーションを重ねることでより親交を深めた橘(左)と田中克典氏(右)
白糸酒造の皆さんと。各地でのこういったふれあいが橘の何よりの楽しみでもある。
2020年2月14日にリリースされた現状の最新コラボ日本酒『田中六五橘』。撮影/鈴木規仁

『橘6513』や旬の肴も! 食のフェアで“ハッピーな空気を”

3月24日より開催されるやきとり宮川赤坂インターシティAIR店での食のフェアは、本来昨年末に好評を博した『〈橘〉×越前福井フェア2020冬』の第2弾として『田中六五橘』リリース前に予定されていたイベントであり、その後ホワイトデーのタイミングで再設定したものの緊急事態宣言の再延長に伴い、「コロナ禍で疲弊する世の中へ少しでもハッピーな空気を届けたい」という想いで、“新たなシーズン”をテーマに『〈橘〉×越前福井フェア2021春』と銘打ってあらためて企画された。気になる日本酒は、最新の『田中六五橘』はもちろん、同じく白糸酒造との『橘6513』や木戸泉酒造との『afs橘』の他、前回第1弾のときと同様に黒龍酒造、常山酒造、毛利酒造(紗利)といった福井嶺北域の銘酒も登場。さらには、食材も越前福井から旬な肴を取り寄せた上で極上のレシピを期間限定で展開する。

また、LDH apparelによるブランド24KARATSのアイテムとして福井市出身の越前焼作家・岩間竜仁氏とコラボし即日完売となった『Sakazuki Set』も特別に店舗に登場。フェア期間中、希望者には24KARATSの盃にて日本酒が提供される他、先着で福井県産のブランド米『いちほまれ』のプレゼントもあるとのこと(なくなり次第終了)。この機会に橘の想いが詰まった老舗酒造とのコラボの数々を堪能してみてはいかがだろうか。

【橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)コメント】
「この度、やきとり宮川赤坂インターシティAIR店さんが、今年2月に発売した『田中六五橘』をフィーチャーする形で『〈橘〉×越前福井フェア2021春』を実施してくださると聞いてとても光栄に感じています。この食フェアは、同店が昨年のXmasに開催したイベントの第2弾であり、緊急事態宣言の解除を受けて日本酒界や飲食店さんはもとより、日本のみなさんを応援する空気を少しでも作ることができたらとの想いを共有しています。特に、『田中六五橘』は焼鳥とも相性抜群である上に、歴代の〈橘〉シリーズから『afs橘』や『橘6513』といったコラボ日本酒もラインナップしますので、ぜひこのフェアを介して堪能してみてください。肴についても、越前福井などから届いた旬な食材をやきとり宮川赤坂店さんが腕によりをかけて料理してくださいます。福井嶺北エリアで出会った美味しい肴や地酒を東京でも味わっていただいて、これをきっかけに現地を訪れる方が増えてくださったら本当に嬉しいことだと思います。まだまだ予断を許さない状況が続きますが、しっかりと感染対策を取りながら少しでも今回の企画を癒しの時間にしていただけたら幸いです」

【やきとり宮川赤坂インターシティAIR店presents『〈橘〉×越前福井フェア2021春』】
掲題:やきとり宮川赤坂インターシティAIR店presents『〈橘〉×越前福井フェア2021春』
日程:2021年3月24日(水)~4月9日(金)予定
コラボ日本酒:田中六五橘(白糸酒造)、橘6513(白糸酒造)、afs橘(木戸泉酒造)
福井嶺北銘酒:黒龍(黒龍酒造)、常山(常山酒造)、紗利(毛利酒造)ほか
料理:越前福井の旬な肴及び他エリアの厳選素材によるペアリングなど
企画1:ブランド24KARATS『Sakazuki Set』による日本酒提供(希望者のみ/盃の数に限りあり)
企画2:福井県産ブランド米『いちほまれ』プレゼント(先着順/数量限定/なくなり次第終了)
店舗:やきとり宮川赤坂インターシティAIR店
東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR B1F  電話050-3187-9848
公式HP:https://yakitori-miyagawa.jp/akasaka/
※諸般の事情を考慮して期間及び詳細等変更の可能性がありますので予めご了承ください

【橘ケンチ×白糸酒造コラボ日本酒〈田中六五橘〉リリース情報】
銘柄名:橘ケンチ×白糸酒造コラボ日本酒〈田中六五橘〉
取扱酒販店1(福岡):住吉酒販系列各店 (公式HP) https://sumiyoshi-sake.jp/
取扱酒販店2(東京):IMADEYA系列各店 (公式HP) http://www.imadeya.co.jp/
内容量/720ml
酒販店店頭価格:3,500円(税抜)
飲食店提供価格:未定(各飲食店の規定に準ずる)
販売開始:2021年2月14日(日)
※価格や開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください
※販売店舗含む詳細は各酒販店の公式HP等をご覧ください

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