オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁
19/11/11(月)
©Mirage Ltd.
役所広司はアクションスターだった。そして、国際スターでもあった。この2つがよく分かる。
ご都合主義のストーリー展開だが、娯楽映画の王道をいっているので、何の問題もない。安心して観ていられる。
アクション映画で女性が大活躍するのは、昨今、珍しくもない。この映画もそのひとつ。
実質的な主人公はチャン・ジンチュー演じる女性で、山が舞台ということもあって、はるか昔のレニ・リーフェンシュタール主演のドイツの山岳映画を思い出した。映像技術は進歩したが、山岳映画の基本は、100年近く前の1920年代のドイツ映画で完成されていたと実感。映画史を振り返りたくもなった。
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