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「サマーフィルムにのって」の反響に金子大地が歓喜、伊藤万理華は銭湯エピソード披露

ナタリー

「サマーフィルムにのって」舞台挨拶の様子。左から松本壮史、伊藤万理華、金子大地。

「サマーフィルムにのって」の舞台挨拶が本日8月29日に東京・グランドシネマサンシャインで開催され、キャストの伊藤万理華、金子大地、監督の松本壮史が登壇した。

本作は時代劇オタクの女子高生ハダシが、個性豊かな仲間を巻き込み映画制作に奮闘するさまが描かれるSF青春ストーリー。伊藤がハダシ、金子が未来からやってきた謎の青年・凛太郎を演じた。

イベントはSNSでの口コミ紹介からスタート。続いて周囲からの反響を尋ねられた伊藤は「実は私にはあまり直接連絡が来てないんです」と笑いつつ、「でも、そういったSNSでの声や監督のお話を聞いたりすると、本当にたくさんの方に届いているんだなと。母は東京国際映画祭で上映された際に観てくれているのですが、公開後にもいろんな友達を連れて何度も観に行ってくれているようです」と語った。

金子は「身近な人がたくさん観に行ってくれていて、面白かったという声をたくさんいただいています。『登場人物がみんな愛すべきキャラクターだった』『ラストシーンが最高だった』『何回でも観たくなる』と言ってくれていて、ここまで周りから反応をもらった出演作は初めてです!」と喜びをあらわにする。10年ほど連絡していなかった友達から連絡が来たという松本も「直接ではないのですが、僕の好きな映画監督からスタッフへ『面白かったよ』という連絡が来て、その画面のスクリーンショットをもらって喜びました」と感慨深げに述べた。

共演した河合優実と祷キララとの仲について、伊藤は「撮影以外の時間も、作品そのままの仲の良さだったんですよ。一番思い出に残っているのは3人で一緒に銭湯に行ったこと。裸の付き合いをした仲です! これからもかけがえのない存在です」と話し、絆の深さを垣間見せる。それを聞いた金子も、共演者の板橋駿谷とは撮影期間中ずっと一緒にいたと振り返り「ラブラブでした! 年齢差はあるのですが、今でも仲良しです」とアピールした。

印象深いシーンについて言及する場面も。伊藤は「ハダシと凛太郎が秘密基地で話すシーンは印象に残っています。実はそれまで金子くんとほとんど話してなかったんです。でも楽しかったし、自然と緊張もせずリラックスしてできました。物語と同じで、現場でもあのシーンから少しずつ仲良くなれた気がします」と話し、金子は「女子3人でいるときの伊藤さんの表情が本当に楽しそうに輝いていて、グッときました」と回想する。

最後に伊藤は「こうして撮影時のことを話していても湧き出てくる思い出がたくさんあって、ああ楽しかったな、あの頃に戻りたいなって、まるで学生時代を思い出すような気持ちになるんです」としみじみ。そして「伊藤万理華としてはこの『サマーフィルムにのって』を未来に残したいですし、ハダシとしては劇中で撮った『武士の青春』を残したい。それに向かって駆け抜けた時間は尊いものだし、かけがえのない思い出です」と挨拶して、イベントの幕を引いた。

「サマーフィルムにのって」は全国で上映中。8月6日に封切られ、興行通信社調べのミニシアターランキングでは2週連続で週末動員数1位を獲得した。

(c)2021「サマーフィルムにのって」製作委員会

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