Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

森崎ウィン Aiming To Overseas

今日は僕からみんなに悩み相談です!

月2回連載

第37回

20/10/6(火)

こんにちは。森崎ウィンです。

いつもみんな「教えて!ウィン!」でいろんな質問やお悩み相談をありがとう。僕は10代の頃からこの世界でやってきているから、なかなか他の世界のことがわからなくて。みんなのメッセージを読ませてもらうたびに、そっかこういうことを考えたり悩んだりしてるんだって、すごくみんなのことを身近に感じています。僕がアドバイスできることなんてあまりないかもしれないけど、僕からの回答が何か力になってたらいいな。

ということで、今日は逆に僕の方からお悩み相談!

なんかね、僕が思う森崎ウィンって「あと一歩足りない」んですよね。もちろんこうやってお仕事をさせてもらえていることは本当にありがたくて、ひとつひとつの作品や現場が誇りになってるんだけど、その気持ちとは別に、何て言うんだろう、さらに次のフェーズに進むためには大きなきっかけが必要で。そのチャンスを掴むのに「あと一歩足りない」ってモヤモヤしています。

現場に入ったら作品の規模とかはまったく考えてなくて。というか、この作品は規模が小さいから手を抜こうなんて考えられる性格じゃないから、とにかく自分のやるべきことに一生懸命なんだけど。やっぱり俳優としてステップアップするには、ヒット作に出るとか当たり役を掴むのってすごく重要。作品1本で、その人の評価がガラッと変わるのがこの仕事の面白さであり難しさだから。そういうチャンスを掴みたいんですよ。

最近実はオーディションにも落ちることが何度かあって。そういう時期ってこの仕事をやっていると定期的にあるんですけど、今まさにその周期。まったく手が届かないってわけではないんです。むしろちょっとかすってる。たとえばキャスティングを決めるときって広くいろんな事務所から募るオーディションと、ごく少数の候補に声をかけてその中から決めるクローズドなオーディションがあって。その少ない何人かに声をかけてもらうことはよくあるんです。だけど、ラストのひとりになかなか選んでもらえないのが、最近の森崎ウィンの課題。

難しいのが、ここまで来ると芝居の上手い下手とかそれだけじゃない気がするんですよね。下手だったらそもそも箸にも棒にもかからないだろうし。少なくとも候補のひとりとして名前を挙げてもらえる程度には、いろんな人が自分のことを知ってくれているし注目してくれているんだと思う。それは本当にありがたいこと。

でもその一方で、同世代にもいい俳優はいっぱいいるし、仕事に対して一生懸命なのはこの世界にいる人間ならみんなそう。だから、ただの意気込みは武器にはならない。そういう中で、最後のひとりに選んでもらうために自分に足りないあと一歩は何だろうって、最近ずっと考えています。

昔を思えばね、何かしらお仕事をさせてもらえるこの状況は本当にありがたい限りなんです。それこそもっと若い頃は、そんなことなんて何も気にせず、ひとりでも見てくれる人がいるならそれだけで頑張れた。初心を思い出せ森崎ウィンっていう意味では、そういう若い頃の気持ちを取り戻すことは大事なのかもしれない。でも自分のこれからを考えたら、より多くの人に見てもらえる場に出ていくことは絶対重要。そのはざまで今気持ちが揺れているって感じです。

そんな中でなんですけど、最近すごく印象的な出来事がありました。ある現場で、エキストラの男の子が僕の周りをウロウロしていて。なんだろうと思って気になっていたら、すっと近づいてきて「僕も役者を目指してるんです」って話しかけてくれたんです。どうやらその子はまだ事務所には入っていないみたいで、ちょっとでもチャンスに近づくために僕に声をかけたんだと思うけど、それってすごく勇気のいることだったと思うんですよね。僕が彼のためにしてあげられることは全然ないんだけど、少なくとも僕は彼のことを覚えた。それってすごく大きいことで。自分に今足りないのは、この貪欲さなんじゃないかって。

もっと世界を広げるためにも、自分からいろんな人にアクションを仕掛けていくこと。今、ちゃんとそれができているかと聞かれたらイエスとは言えない。正直、何かが足りないとモヤモヤしつつ、じゃあチャンスを掴むために日頃から何か準備ができていたかと言うと、どこか怠けていた部分があったのも事実。あのエキストラの男の子のガツガツした姿勢に、自分に今足りないものを教えられた気がしました。

今は、種まきの時期なんだと思います。こういう種まきの時期ってくすぶるんだよね(笑)。今までもそうだったからわかる。ここを乗り越えたら、また新しい景色が広がるといいな。

みんなは、さらに大きいステージに行きたいんだけど、なかなかそのきっかけが掴めなくて足踏みしている時期をどう過ごしていますか。今回は「逆・教えて!ウィン!」です。回答お待ちしています(笑)。

森崎ウィンでした。

Q.7月で目的達成し9月にこれまでの立場を卒業します。目標に向かって突き進んでいきたい時は、海外進出(笑)を目指して進んでたんだけどね💦、今の世界の状況ではちょっと無理。その日のために自分磨かなきゃって焦ってるんだけど集中できない。ウィン君は燃え尽きた時とか、集中できない時とか、先が見えない時、どうやって過ごしてますか?まずいよねえ今の私。是非、これまでの経験からウィン式の困難脱出方法教えてください。よろしくお願いします。(mariko さん

A.どうしよう。俺も今同じことで悩んでる(笑)。身が入らないなら入らないなりでやるしかないよね。解決策は正直わからない。たぶん壁にぶち当たる時期ってみんなあるんだと思う。でもある人が言ってたんだけど、それは成長しようとしている証拠なんだって。だから、俺と一緒に悩みましょう(笑)。

Q.ウィンくんの周りに居る人は楽しそうで皆さん笑顔でいっぱいですよね❤️どうしたら、ウィンくんみたいに周りの人を明るく幸せな気持ちにする事が出来るのでしょうか?
私もそんな風になりたいです😊(まい さん

A.俺の周りに居る人は楽しそうなのかな。自分ではわからないから、そう見えているならうれしいです。ただ、周りを明るくするために何か特に意識していることはなくて。強いて言うなら、まずは自分が楽しむことかもしれない。自分が楽しんでれば、周りも自然と楽しい気持ちになるのかなって。ただし、空回りは禁物。楽しくないときに楽しもうとすると余計に疲れるから、そのときは無理しないで、自分の気持ちに正直でいてください。

Q.お仕事で接客をしています。え?😑って思うことがあると顔に出しているようで上司から注意されます。それから意識して直そうとしてもダメで。顔に出さないようにするにはどうしたらいいでしょうか。(URAN さん

A.接客のお仕事って気を遣うことも多いだろうし、本当に大変だと思います。いつもお疲れ様です。俺もわりと何を考えているかわかりやすい方だから、顔に出てしまうのは仕方のないかなとは思うけど、今はさ、こういう状況もあって接客業の方もマスクをしているじゃない? これを幸いだと思って、鼻から上だけ演じるって気持ちでいるのはどうでしょうか。顔全部で作り笑いするのは大変だけど、鼻から上だけなら今までよりは少し楽じゃない? そんなふうにちょっと気持ちがほぐれるような考え方をしてみると、気持ちも軽くなるかなと思います。

引き続き、みなさんからのお悩み・質問を募集中です!採用された方にはぴあニストネームでの宛名つきで、直筆サイン入り生写真をプレゼントいたします。

※大変お手数ですが、当選者の方へのご連絡をスムーズにさせていただくために、応募の際はコメント欄にご自身の「ぴあニスト番号」を明記していただけますでしょうか。

当選ご連絡はぴあアプリの「通知」からさせていただきます。アプリトップ画面右上の「通知」マークから確認してください。



プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、 『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。

撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/KEIKO、スタイリング/添田和宏、
衣装協力/ジャケット¥54,000/ファクトタム(ファクトタム ラボ ストア TEL:03-5428-3434)
シャツ26,000/プライマルコード(プライマルコード ショールーム TEL: 03-6721-0549)
パンツ¥25,000/カッパ × ウィル スウィーニー × エー・フォー ラブス(フェニックス クリエイティブセレクト ストア TEL:03-5778-4006)
シューズ¥25,000/ヨーク(ヘムト PR TEL:03-6721-0882)
※すべて税抜き価格

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む