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「ロングデイズ・ジャーニー」著名人の鑑賞コメント到着、椎名林檎は「えっちです」

ナタリー

20/2/6(木) 6:00

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」ポスタービジュアル

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」より、映画監督の大九明子、音楽家の椎名林檎ら著名人の鑑賞コメントが到着した。

「凱里ブルース」で知られる中国の新鋭ビー・ガンが監督を務めた本作は、父の死をきっかけに故郷・凱里(かいり)へ里帰りしたルオ・ホンウを主人公とした作品。有名女優と同じ名前を持つ女の面影を追って、ルオが現実と記憶と夢が交錯する旅へ出るさまを描く。

椎名は「既存の方程式とはまったく異なる術で、観ているこちらの夢と現を侵してくる。あくまで徐ろに、甘やかに。えっちです」とコメント。さらに「勝手にふるえてろ」で知られる大九は「過去と現在と夢が、情け容赦なく行き来するモンタージュ。落ちるように引き込まれ、脳内に染み込んだ。目を瞑ると今も、深い緑」と語っている。

そのほか「鉱 ARAGANE」の小田香、「わたしたちの家」の清原惟、女優のしゅはまはるみ、洞口依子によるコメントも下記に掲載。またWeb限定となる新予告がYouTubeで公開中だ。

「ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ」は、2月28日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国で順次ロードショー。なお「凱里ブルース」も4月より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。

小田香 コメント

現実と夢の境界を彷徨う時間旅行。
覚醒したままみる夢は、暗闇の向こうにいるあの影を呼ぶ。
ビー・ガンの夜が、沈んでいた記憶の澱を触ってくる。

清原惟 コメント

ビー・ガンは魔法の杖も呪文も持たずに、現代でも魔法が使えることを証明してくれた。
その魔法が見せてくれた風景は、今までわたしたちが見たことのないものでもあり、故郷のように親しくもあった。

しゅはまはるみ コメント

走馬燈を見ているようだった。いざなわれて「眼鏡」をかけた瞬間から、見ていたのは自分自身の夢だったのかもしれない。色彩が、細部が私の身体に未だに纏わりついてくる。私はビー・ガン監督の虜になってしまったのかもしれない。

洞口依子 コメント

映画の魔法は存在するのだと、観客に憑くビー・ガン作品。
3Dのワンシークエンスは圧巻。
ギリシャ悲劇におけるコロスのようなミャオ族の合唱と共に、
過去と現実と夢が交差するあの地点へトランスする。

(c)2018 Dangmai Films Co., LTD, Zhejiang Huace Film & TV Co., LTD - Wild Bunch / ReallyLikeFilms

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