押井守の書籍「誰も語らなかったジブリを語ろう 増補版」が、8月20日に刊行される。

2017年に発売された「誰も語らなかったジブリを語ろう」は、スタジオジブリについて語った押井のインタビューをまとめた1冊。「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」などの劇場公開作を振り返りつつ、宮崎駿や高畑勲、近藤喜文、宮崎吾朗、米林宏昌といった監督たちについて語り尽くした。

増補版には、40年にわたって親交を結んできたスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫との往復書簡のほか、「攻殻機動隊」シリーズなどで押井とタッグを組んだProduction I.G代表取締役社長の石川光久、スタジオジブリなどで長らくプロデューサーを務めてきた高橋望との鼎談「監督とプロデューサー オレたちのディスタンス」が新たに収録されている。

映画ライターの渡辺麻紀が聞き手となり、文・構成を担当。湯浅政明がカバーイラストを手がけた。

誰も語らなかったジブリを語ろう 増補版

東京ニュース通信社 2021年8月20日（金）発売
※一部、発売日が異なる地域あり
税込価格：1760円