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大島優子が「明日の食卓」で“第四の母”役、瀬々敬久「新しい伝説に立ち会えた」

ナタリー

「明日の食卓」新場面写真

「明日の食卓」に大島優子が出演していることがわかった。

椰月美智子の同名小説を瀬々敬久が実写映画化した本作では、「石橋ユウ」という名前の息子を育てる3人の母親を軸に、ささいなきっかけで徐々に崩壊していく家庭が描かれる。菅野美穂がフリーライターの石橋留美子、高畑充希がシングルマザーの石橋加奈、尾野真千子が専業主婦の石橋あすみに扮した。

大島が演じるのは物語の重要な鍵を握る謎の女性・耀子(ようこ)。瀬々作品に初参加となる大島は「監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした」と振り返り、「三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです」と喜びを伝えている。

一方の瀬々は大島について「僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした」と絶賛した。

「明日の食卓」は5月28日より東京・角川シネマ有楽町ほか全国でロードショー。

大島優子 コメント

瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。
三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第四の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです。

瀬々敬久 コメント

大島優子さんは朝ドラ「スカーレット」から俄然注目していました。身体の動きがしなやかで華があり、それでいて良きバランスで物語を支えているのが、なんだかスゲエなと、思ってました。今回も、後半の物語のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けて頂けただけで感謝でしたが、現場はもっとスゴかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、僅か数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。大島優子、天晴れ!です。

(c)2021「明日の食卓」製作委員会

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