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読売日本交響楽団 第592回定期演奏会

19/9/26(木)

バビ・ヤールはウクライナのキエフにある峡谷です。1941年、ナチス・ドイツにより3万人を超すユダヤ人が連行されて虐殺されたといわれています。それを題材に詩人エフトゥシェンコが、ソ連のユダヤ人差別をも告発する詩を書きました。ショスタコーヴィチの交響曲第13番「バビ・ヤール」はバス独唱と合唱によってエフトゥシェンコの詩が歌われます。反体制の歌詞であるため、初演当初から大きな問題を巻き起こしました。 その問題作を、今回ロシアの巨匠テミルカーノフが読売日本交響楽団を指揮します。大規模であるためにあまり演奏されない交響曲ですが、これを機会にショスタコーヴィチの激しい怒りの音楽を味わってみてはいかがでしょう。

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