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愛すべき“みっともなさ”とは?劇団フルタ丸2年ぶりの新作「ねむる広告塔」

ナタリー

劇団フルタ丸「ねむる広告塔」ビジュアル

劇団フルタ丸「ねむる広告塔」が11月19日から21日まで、東京・APOC THEATERで上演される。

作・演出をフルタジュンが手がける本作は、劇団フルタ丸にとって約2年ぶりの新作本公演。ビジネス街にある中層雑居ビル・夜光ビルヂングの屋上広告を巡り、屋上で、夜な夜な自社の看板について語らう広告主たちの姿を描く。山田伊久磨が準劇団員として加入した新体制での本公演となる今回は、フルタ、山田のほか、声優の二ノ宮ゆい、劇団スパイスガーデンの松尾英太郎らが出演する。

フルタは「人も社会も不寛容になってしまった現在、愛すべき“みっともなさ”を笑って抱きしめたい」と、作品への思いを語った。チケットは10月10日10:00に一般発売開始。

フルタジュン コメント

ビルの屋上は街に浮遊する“空中のステージ”だ。青春期を過ぎたオトナにとって青春の延長戦が許された数少ない場所だと思う。誰かが見ているかもしれない。

誰かに見られているかもしれない。

そんな屋上の気配が時にオトナを狂わせる。人も社会も不寛容になってしまった現在、愛すべき“みっともなさ”を笑って抱きしめたい。

劇団フルタ丸「ねむる広告塔」

2021年11月19日(金)~21日(日)
東京都 APOC THEATER

作・演出:フルタジュン
出演:真帆、篠原友紀、清水洋介、フルタジュン、山田伊久磨、二ノ宮ゆい、松尾英太郎

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