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Da-iCE、観客5000人の前でドームへの夢を誓う 思い出の地で新曲「BACK TO BACK」初披露

リアルサウンド

19/11/9(土) 22:03

 Da-iCEが11月9日、『Da-iCE New Single「BACK TO BACK」初披露フリーライブ』をダイバーシティ東京プラザ 2F フェスティバル広場にて開催した。

参考:s**t kingzが明かす、Da-iCE振付の舞台裏とメンバーの成長「“簡単にしよう”という発想はゼロ」

 Da-iCEは、工藤大輝、岩岡徹、大野雄大、花村想太、和田颯からなる5人組ボーカル&ダンスグループ。今回初披露した新シングル曲「BACK TO BACK」は、メンバーの工藤が“原点回帰”をテーマに作詞作曲した楽曲となっている。また、同グループにとってダイバーシティ東京プラザは、2013年のデビュー前に発売したグループ初のシングル『I’ll be back』やデビューシングル『SHOUT IT OUT』のリリースイベントを行った思い出の場所であり、フリーライブ中に工藤は「2020年はアリーナ(でのライブ)も控えているので、そこに向けてもう一度昔を振り返り、より高見を目指すきっかけになれば」と原点回帰への思いを語った。

 ライブでは「BACK TO BACK」を始め、Official 髭男dismの藤原聡が提供した「FAKE ME FAKE ME OUT」、ライブの定番曲「パラダイブ」など全7曲を披露。40分の贅沢な時間に、集まった約5,000人の観客たちは大きな盛り上がりを見せた。

 イベントは「FAKE ME FAKE ME OUT」からスタートした。同曲は、Da-iCEのコレオグラフを数多く手掛けるs**t kingzが、初めてフルメンバーで振付を考えた1曲。スタンドマイクを2本用いた色気を感じる振付、花村のロングトーンや大野の甘い歌声で観客を魅了した。ファンク調の楽曲から一転、工藤が作詞に参加するHIPHOP感の強い攻撃的な1曲「イチタスイチ」、さらに「Limits」とDa-iCEならではの振り幅のあるダンスチューンを展開した。

 MCを挟み、いよいよ新曲の「BACK TO BACK」へ。同曲は工藤が作詞作曲を手掛けているが、シングルの収録曲選定時は自身の名前を伏せてメンバーに聴いてもらったという。そのほか10曲ほどの候補曲から、“工藤が作った”という色眼鏡なしでメンバーの満場一致が得られたのだから驚きだ。スウェーデンの作家とのコライトで生まれた同曲は、トレンド感のあるトラックをJ-POPに落とし込んだ、Da-iCEの新たな武器になるであろうダンスチューンに。アップダウンの激しいクールな振付や5人の息があったシンクロダンス、楽曲終盤では花村が挑発的に観客を煽ると大きな歓声が上がった。

 「BACK TO BACK」から間髪入れずに「BET」、「君色」で会場の一体感を高め、最後はライブの定番曲「パラダイブ」。「パラダイブ」では観客がメンバーと一緒に歌一幕もあり、大野が「みなさん綺麗な声をしてますね」と嬉しそうな笑顔を見せるなど、和やかな空気の中でイベントは終了した。

 ライブ後に囲み取材が行われ、久々のフリーライブの感想を工藤は「過去最大のお客さんに集まっていただいて嬉しいです。僕らが初めてここでフリーライブをした時は3列くらいしかお客さんがいなかったので、そう考えると感慨深い」とコメント。岩岡は「楽曲数も過去最大でしたね」と話し、大野雄大は「過去一番(日の光が)まぶしかった」と笑いを誘った。

 新曲「BACK TO BACK」ついて工藤は「ベストアルバム(『Da-iCE BEST』)を出した後の一発目のシングルなので、今までを振り返った上で僕たちの最初の気持ちを、もう一度再確認できるように歌詞にしました。次のステップとなる大きなステージに立つ上で、インディーズの頃やデビューする前の気持ちを再確認したいという気持ち、ベストアルバムを出した後の熱い思いが込められています」と語った。また、Da-iCE楽曲の“backシリーズ”については「「I’ll be back」に限らず、backが入るタイトルの曲は僕らの前向きな気持ちを表現したもので、すごく大事にしています。いよいよ、“backシリーズ”の一曲が表題になるのは嬉しかったです」と答えた。

 花村は「僕は何度か一緒に曲作りしているので、大輝くんの要素をけっこう知っていると思ってたんです。けど、スウェーデンの最新の音楽に触れながら作られているので、パワーアップしすぎてて全然気づかなかった」と工藤の作曲家としての手腕を絶賛した。岩岡は「(工藤が作ったと聞いて)合点がいったというか、メンバーならではの視点も入っているから、ライブのどこのポジションでも使えるような楽曲が生まれたのかなって」と話すと、工藤は照れながらも笑顔を見せた。

 今後の目標について花村は、「1stシングルのイベントでここに立った時は『日本武道館に行きたい』と夢を語りました。それが一昨年叶って、今はドームに立ちたいという目標があります。でも、それは本当に難しい道のりで。自分たちの力だけではいけないので、ここで原点回帰して、みんなと一緒にドームへと一歩一歩進んでいきたい」と大きな夢の実現をファンの前で誓う。工藤も「ドームが目標ですが、まずは来年から始まるアリーナを成功させて、みんなに納得していただける形でドームができればと思います。まずはライブに来ていただいて、生のパフォーマンスを見ていただくのが一番だと思うので、ぜひライブに遊びに来てほしい」と、アリーナ公演への意気込みも語った。

 Da-iCEは、2019年に初のベストアルバムの発売と自身最大級のベストツアーを経て、来年2020年1月にはグループ史上一番大きな舞台となる初の国立代々木競技場 第一体育館を含むアリーナ公演を開催する。(本 手)

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