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野田秀樹×野上絹代『カノン』3月に再演&荻野夕奈がライブペインティング

CINRA.NET

19/10/15(火) 20:45

野田秀樹作の舞台『カノン』が2020年3月2日から東京・池袋の東京芸術劇場 シアターイーストで再演される。

浅間山荘事件を題材とした同作は、囚われの身の沙金を牢から逃してしまう牢番の太郎、盗賊団を率いる沙金、太郎に盗賊団の「ある事」を探るよう命じる都の権力者・天麩羅判官らの人模様を描いた作品。

演出は野上絹代(快快)が担当。野上が演出を手掛けるきっかけは、2015年に野上の演出で上演された『カノン』を野田が観劇したことだったという。東京芸術劇場の芸術監督を務める野田は、「冴え渡った演出に吃驚し、再演をすれば、更に磨きがかかるのではないかと思った」とコメント。

出演者は、太郎役の中島広稀、沙金役のさとうほなみ、天麩羅判官役の渡辺いっけいをはじめ、名児耶ゆり、永島敬三、大村わたる、山本栄司、長南洸生、緒形敦、川原田樹、中林舞、手代木花野、佐々木美奈、前原麻希、本多遼、湯川拓哉、小田龍哉、村田天翔、佐野功、木津誠之、家納ジュンコ、佐藤正宏。

10月26日には、荻野夕奈が『カノン』のメインビジュアルを描くライブペインティングを東京芸術劇場 ロワー広場で実施。同作ではウジェーヌ・ドラクロワの絵画『民衆を導く自由の女神』が重要なモチーフとなっており、沙金が「ファム・ファタール」のイメージであることから、メインビジュアルに女性画家による絵を使用したいという野上のリクエストにより、荻野がオファーされたという。

チケットの一般販売は12月7日10:00からスタート。

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