Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

「トップガン」音響制作者、ジェット機音にライオンや猿の声重ねた秘話明かす

ナタリー

20/8/27(木) 19:00

「ようこそ映画音響の世界へ」

ドキュメンタリー「ようこそ映画音響の世界へ」の本編一部映像が、YouTubeで公開された。

登場人物の声はもちろん、環境音や効果音、音楽など、映画における“音”のすべてを指す映画音響にフォーカスした本作。数々の名作を引用しながら、知られざる映画音響の歴史を紹介し、音が映画にもたらす効果や重要性に迫る。

このたび公開されたのは、トム・クルーズ主演「トップガン」の音響制作の裏側に迫る本編映像。同作の音響制作を担当したのは、女性スタッフがまだ少なかった1980年代から「フラッシュダンス」「ビバリーヒルズ・コップ」などで活躍していたセス・ホールだ。彼女はリアルさを求めてジェット機の音を録音したこと、しかし本物の音は想像以上に退屈だったことを明かす。そして結果として、ライオンや虎の咆哮、猿の鳴き声を重ねることで迫力を出したと回想。またホールは、スタジオの重役に「音は重要じゃない」と言われ解雇された経験や、その後アカデミー賞音響効果部門にノミネートされ努力が報われたことも振り返っている。

ミッジ・コスティンの監督作「ようこそ映画音響の世界へ」は、8月28日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次ロードショー。

(c)2019 Ain't Heard Nothin' Yet Corp.All Rights Reserved.

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む