音楽
20/1/8(水)
岩井澤健治監督がたったひとりで7年をかけ、4万枚も手書きで作画したという、見たこともないようなアニメーション。不思議なテイストに満ちているのだけれど、それはただ不思議なだけではない。それ以上に、音楽というものが太古の昔から持っていたプリミティブなエネルギーを実に巧みに描写している。最初は「何だこりゃ、こんなの音楽じゃないよなあ」と思わせ、そこからだんだんと盛り上がっていって、最後のシーンで爆発するところはまさに全身に力がみなぎるようなカタルシス。良いライブコンサートを聴き終えたような感動がある。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内