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映画『ある画家の数奇な運命』に奈良美智、吉岡里帆、和田彩花らコメント

CINRA.NET

20/9/9(水) 12:00

©2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG

映画『ある画家の数奇な運命』に寄せられた著名人コメントが公開された。

映画『善き人のためのソナタ』で『第79回アカデミー賞外国語映画賞』を受賞したフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが監督を務めた同作は、ゲルハルト・リヒターの半生をモデルに、ドイツの「歴史の闇」と「芸術の光」に迫るもの。ナチス政権下のドイツで叔母の影響から芸術に親しむ日々を送るクルト役をトム・シリング、クルトの叔母役をサスキア・ローゼンダール、クルトが恋に落ちるエリー役をパウラ・ベーア、元ナチ高官で叔母を死に追い込んだエリーの父役をセバスチャン・コッホが演じた。公開日は10月2日。

コメントを寄せたのは、奈良美智、平野啓一郎、前田エマ、椹木野衣、SYO、吉岡里帆、和田彩花、小野正嗣、藤原ヒロシ。
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奈良美智のコメント

歴史に翻弄される人生映画と、真剣に美術に向かい合うひとりの青年の成長の描き方が、数々ある素晴らしい映画以上のものにしている

平野啓一郎のコメント

リヒターを誤解していたのではと疑い、また、やはり正しく理解していたのだとも思う。
韜晦の隙間に真相がちらつく。

前田エマのコメント

「芸術は無くならない」その意味を教えてくれる、苦しくも美しい戦いの日々がここに在りました。

滝本誠のコメント

ナチス<退廃芸術展>以降、リヒターの目、行動を通しての20世紀西欧美術史3時間フルコース、前菜がヘヴィ!

椹木野衣のコメント

ナチスの退廃芸術から戦後ドイツ、東の社会主義リアリズム、西の現代美術、そして伝説のヨーゼフ・ボイスの講義までが再現される、激動の20世紀美術史=映画。

SYOのコメント

魂を溶いて描いたような、無二の力作。
戦禍も災厄すらも、芸術の前では養分なのだ。

吉岡里帆のコメント

ずっと出会いたかった映画。
様々な幸せの捉え方があるが、真実に希望を見出す人生はその中でも最も強く逞しくゆるぎない。
最高の一本でした。

和田彩花のコメント

立場を超えて、生活から見出される人間の営みや苦悩に寄り添う本ストーリーの姿勢に心を揺さぶられた。

小野正嗣のコメント

画家自身は言葉にしない創造の原風景に想像力を携えて近づくこと。
そのとき絵は、映像は、人の絆を破壊する暗い力に屈しない生命の脈動で私たちを震わせる。

藤原ヒロシのコメント

官能的で感動的。激動の時代を客観的に眺めた少年の心が芸術を通して溢れ出る。

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