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市川猿之助が「八月花形歌舞伎」に本日から復帰、6役の早替わりで観客を魅了

ナタリー

「八月花形歌舞伎」第1部より、三代猿之助四十八撰の内「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」の様子。

「八月花形歌舞伎」の第1部「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」に、本日8月20日から市川猿之助が復帰した。

猿之助は、「八月花形歌舞伎」初日の8月3日から休演していたが、本日の公演から出演。浅葱幕が振り落とされ、舞台上に猿之助扮する多賀家の領主・多賀大領の姿が現れると、会場は大きな拍手で包まれた。猿之助は多賀大領のほか、御台梅の方、奴伊達平、望月弾正、安田隼人、岩藤の霊の計6役を勤め、早替わりで観客を魅了。なお猿之助の休演中、代役を務めていた坂東巳之助は鳥居又助役、鳥居又助を代役で演じていた中村鷹之資は蟹江主税役としての初日をそれぞれ迎えた。

「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」の演出も手がけている猿之助は、筋書きに「様々な制約の中、今回は亡霊となった岩藤の復讐に焦点を当て、『怪異篇』としてお届けします。コロナ禍に於いては、長時間に及ぶ通し狂言はなかなか上演が難しいですが、逆に、コロナ禍でなければこの『怪異篇』は生まれなかったでしょう。閉塞感漂うこのような時代こそ、マイナスをプラスに変える発想の転換が何より必要なのではないかと、強く感じる次第です。とは言え、一日も早く、お客様の頭上を宙乗りで飛べる日が来ることを心から願っています」と思いをつづっている。

「八月花形歌舞伎」は8月28日まで東京・歌舞伎座にて。

「八月花形歌舞伎」

2021年8月3日(火)~28日(土)
東京都 歌舞伎座

第1部

三代猿之助四十八撰の内「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」

作:河竹黙阿弥
補綴:奈河彰輔、石川耕士
補綴・演出:市川猿翁
演出:市川猿之助

第2部

一、「『真景累ヶ淵』豊志賀の死」
二、「仇ゆめ」

作・演出:北條秀司

第3部

一、「源平布引滝『義賢最期』」
二、「伊達競曲輪鞘當」「三社祭」

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