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玉造小劇店「体育の時間」開幕、わかぎゑふ「女性アスリート達の生き様を」

ナタリー

19/9/28(土) 8:07

玉造小劇店 配給芝居vol.26「体育の時間 2019-2020~全ての女性アスリートに捧ぐ~」より。

玉造小劇店「体育の時間 2019-2020~全ての女性アスリートに捧ぐ~」が、9月26日に東京のザ・スズナリで開幕した。

本作は、女性アスリート黎明期の日本でオリンピックを目指した少女たちの姿を描く作品。昭和8年、日本で初めての女子体育高等師範学校が設立された。14歳で100m走の日本記録を出した早乙女撫子は、コーチの勧めでその学校に入学するが……。

作・演出のわかぎゑふは開幕に際し、「スポーツに関心が高まっている今年、来年の文化関係者のできることはドキュメントではなく事実を入れ込んだ物語を作り、ブームを後押しすることだと思います。中でも観客の前で生身の役者が舞台に立つ演劇は臨場感も抜群です」「かつての女性アスリート達の生き様を通して、沢山の人に生きる力を感じてスポーツを見るようになって欲しいと思っています」とコメントした。

上演時間は約2時間。東京公演は10月1日まで行われ、その後本作は、10月8日から14日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで上演される。

わかぎゑふコメント

この作品は女子アスリート黎明期の日本の中で、ひたすらオリンピックを目指した少女達の夢を追いかけた姿を描いています。
2019年にラグビーワールドカップ、2020年には東京オリンピック パラリンピックが開催され、日本は世界で最もスポーツに理解のある国のひとつとして評価されるようになりました。
しかし、かつては世界的な記録を持ちながら「人前で足を見せるとは何事だ」などと言われ引退した女子アスリートが居たりと、女子スポーツは、はしたない物と考える人も沢山いました。
スポーツに関心が高まっている今年、来年の文化関係者のできることはドキュメントではなく事実を入れ込んだ物語を作り、ブームを後押しすることだと思います。中でも観客の前で生身の役者が舞台に立つ演劇は臨場感も抜群です。単にオリンピックを目指して努力するだけではなく、時代や固定観念と闘わなければならなかったかつての女性アスリート達の生き様を通して、沢山の人に生きる力を感じてスポーツを見るようになって欲しいと思っています。

個人的には一年前から取ってあったラグビーW杯のチケットを6枚も無駄にしながら(友達にあげました)本番続行中ですので、変なテンションですが(笑)
皆様のご来場をお待ちしてますね!

玉造小劇店 配給芝居vol.26「体育の時間 2019-2020~全ての女性アスリートに捧ぐ~」

2019年9月26日(木)~10月1日(火)
東京都 ザ・スズナリ

2019年10月8日(火)~14日(月・祝)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA SSホール

脚本・演出:わかぎゑふ
出演:うえだひろし / みやなおこ、鈴木健介、西ノ園達大、小椋あずき、江戸川じゅん兵、ドヰタイジ / 野田晋市、増井友紀子、川村和正、長橋遼也、松井千尋、松本元希、古場町茉美、吉實祥汰 / わかぎゑふ ほか

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