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柿衞文庫所蔵の芭蕉作品が一堂に! 『芭蕉―不易と流行と―』10月2日(土)より永青文庫にて開催

ぴあ

松尾芭蕉筆≪旅路の画巻(三画一軸の内)≫(部分) 江戸時代中期(17世紀)柿衞文庫蔵

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岡田家22代当主・岡田利兵衞(1892~1982、号は柿衞)が蒐集した俳諧資料をもとに昭和57年(1982)に創設された柿衞文庫(かきもりぶんこ、兵庫県伊丹市)が所蔵する芭蕉の名品を一堂に公開する『芭蕉―不易と流行と―』が、10月2日(土)より永青文庫にて開催される。

柿衞文庫の名は、江戸時代から岡田家の庭にあった見事な柿を衞(まも)るという意味が込められており、同家の当主たちは柿に由来する雅号を持つ。柿衞翁こと利兵衛は、家業である酒造業を継ぎながら、伊丹町長・市長を歴任。さらに郷土伊丹の俳人・上島鬼貫を出発点に、松尾芭蕉をはじめとする俳文学研究に没頭し、多くの俳諧資料を蒐集。その充実した蒐集品は、日本三大俳諧コレクションのひとつとも言われている。

同展では、柿衞文庫が所蔵する芭蕉の晩年の作品≪旅路の画巻≫や貴重な≪おくのほそ道≫の写本、宝井其角、森川許六といった芭蕉の弟子の作品も公開。芭蕉の俳諧風雅の精神である「不易流行」に迫り、あわせて飯尾宗祇や松永貞徳、西山宗因、上島鬼貫など連歌から俳諧に至る作品の数々も展覧する。

松尾芭蕉筆≪はなの雲≫句扇面 貞享4年(1687) 【前期展示】柿衞文庫蔵
森川許六筆≪百華賦≫(部分) 宝永7年(1710)柿衞文庫蔵
近松門左衛門 狂歌画賛≪高砂人形遣い図≫江戸時代前~中期(17~18世紀) 【後期展示】柿衞文庫蔵

【開催概要】
『芭蕉―不易と流行と―』
会期:2021年10月2日(土)~12月5日(日)※前・後期で大幅な展示替あり
(前期:10月31日(日)まで、 後期:11月3日(水)から、)
会場:永青文庫
時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日:月曜、11月2日(火)
料金:一般1,000円、70歳以上700円、大高500円
公式サイト:https://www.eiseibunko.com/exhibition.html#2021aki

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