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高野徹の短編「無名の俳優」をユーロライブで上映、小野正嗣が参加するトークも

ナタリー

20/2/26(水) 20:46

「無名の俳優」上映イベントのポスタービジュアル。

「二十代の夏」の高野徹が監督を務めた短編「無名の俳優」が、3月2日に東京・ユーロライブで上映される。

本作の主人公は、自身が主演する映画を作るため、監督とともに女優を探している俳優・三浦景虎。ある日、三浦は若い女性に「私のこと覚えていないですか?」と声を掛けられ、25年の俳優人生を振り返っていく。

「海辺の映画館―キネマの玉手箱」の三浦景虎、テレビ番組「日立 世界ふしぎ発見!」でミステリーハンターを務める清水みさとが出演。そのほか永井ちひろ、乙女絵美、かいちゃん、大地泰仁、宮下泰幸がキャストに名を連ねた。

高野は「私たちの社会は、個人の自由で多様な生き方を肯定しているとは決して言いがたく、社会常識や資本の力を口実に、尊重されるべき個人の幸せを大きく捻じ曲げ、破壊し続けています」とコメント。「三浦景虎さん、清水みさとさんとともに『個人の幸せとは何か?』について考え、映画として提出します」と述べている。

「無名の俳優」は13時30分より上映。三浦、清水、高野、作家の小野正嗣によるトークも行われる。

「無名の俳優」上映イベント

2020年3月2日(月)東京都 ユーロライブ
開場 13:00 / 開演 13:30 / 終演 14:30
料金:1000円
<登壇者>
三浦景虎 / 清水みさと / 高野徹 / 小野正嗣

高野徹 コメント

ある冬の日、私は俳優の三浦景虎さんから「一緒に映画をつくらないか?」と、三浦さんの人生をベースにした小説を渡されました。その小説には、それまで私が言葉にできていなかった生きることへの不安や孤独が書かれているように感じました。
私たちの社会は、個人の自由で多様な生き方を肯定しているとは決して言いがたく、社会常識や資本の力を口実に、尊重されるべき個人の幸せを大きく捻じ曲げ、破壊し続けています。
1年間の時間をかけて、出演者の三浦景虎さん、清水みさとさんとともに「個人の幸せとは何か?」について考え、映画として提出します。

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