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《KiyaKiya_painting02》2011年 キャンバスに油彩 76×102cm 撮影:宮島径 Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery

『近藤聡乃展 呼ばれたことのない名前』に『A子さんの恋人』など50点

CINRA.NET

19/10/11(金) 21:00

『近藤聡乃展 呼ばれたことのない名前』が、10月12日から福岡・天神の三菱地所アルティアムで開催される。

近藤聡乃は1980年生まれ、ニューヨーク在住の漫画家、アーティスト。アニメーション、ドローイング、エッセイなどの作品を国内外で発表している。アニメーション作品『電車かもしれない』で2002年文化庁メディア芸術祭奨励賞受賞。現在、ウェブマガジン「あき地」でエッセイ漫画『ニューヨークで考え中』を、漫画誌『ハルタ』で『A子さんの恋人』を連載中だ。

同展では代表的なアニメーション作品のほか、高校時代に初めて描いたマンガ『女子校生活のしおり』、アニメーション、スケッチ、絵画、ドローイングなど異なる形式で表現した『KiyaKiya』、現在連載中の漫画『A子さんの恋人』、さらに未発表の絵画作品を含む約50点を展示。近藤聡乃の創作を包括して紹介する回顧展となる。

10月12日には近藤聡乃が来場するオープニングレセプション、10月13日には近藤聡乃が20年におよぶ作家活動を振り返るトークイベント『2019年も考え中』を開催。詳細は三菱地所アルティアムのオフィシャルサイトをチェックしよう。

近藤聡乃のコメント

展示作品のひとつである《KiyaKiya》は、「胸がきやきやする」という古い日本語からタイトルをつけたアニメーション作品です。私は澁澤龍彦『少女コレクション序説』中の一編「幼時体験について」でこの言葉を知りました。「何とも説明しがたい、懐かしいような、気がかりなような気分」、「既視感(デジャ・ヴュ)」の気分を表すこの言葉の存在を知った時、それまであの気分を形容する言葉を知らなかったことに気がつきました。そしてあの気分の「名前」を知ったことで、一瞬で忘れてしまうあの気分を、以前より確かなものとして感じられるようになりました。何かの名前を知ることで、その存在が確かになることがあります。何かを作るという行為は、まだ呼ばれたことのない名前を呼ぶようなことかもしれません。    近藤聡乃

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