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絵画でありながら立体的な躍動感にあふれた“深堀金魚”の魅力に迫る『深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」』開催

ぴあ

雫 2010年

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透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描くという、独自の手法で注目を集める現代美術家・深堀隆介。12月2日(木)より東京の美術館では初となる展覧会『深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」』が、上野の森美術館にて開催される。

器の中に樹脂を流し込み、その表面にアクリル絵具で金魚を少しずつ部分的に描き、さらにその上から樹脂を重ねるという作業を繰り返し行う革命的絵画「2.5DPainting」。2002年にこの手法を編み出して以来、活動の場は国内にとどまらず、ニューヨーク、ロンドン、ミュンヘン、香港など海外でも個展を開催。近年ではライブペインティングやインスタレーションにも力を入れ、表現と活動の幅を広げている。

同展では、金魚の持つ神秘性に魅了され、創作を続ける深堀隆介の作品約300点を展示。絵が重なり合い、圧倒的な立体感をもって観るものに迫る“深堀金魚”。 まるで生きているかのように表現された、その不思議な美しさを会場で味わいたい。

方舟 2009年
丹塗り椀 更紗 2011年
秋敷 2020年
Photo by Toshiyuki Okabe

【開催概要】
『深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」』
会場:上野の森美術館
会期:2021年12月2日(木)〜2022年1月31日(月)
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:12月31日(金)、1月1日(土)
料金:前売券一般1,400円、大高1,100円 、中小600円/数量限定 深堀隆介描き下ろし 金魚飴付き前売券一般2,200円、大高1,900円、中小1,400円/当日券一般1,600円、大高1,300円、中小800円
※前売り券は11月6日(土)~12月1日まで販売
公式サイト:https://www.kingyobachi-tokyo.jp/

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