のんが語りを担当、陶磁器の歴史たどる「陶王子 2万年の旅」公開
20/12/31(木) 22:11
「陶王子 2万年の旅」ポスタービジュアル
陶磁器の歴史をたどるドキュメンタリー「陶王子 2万年の旅」が1月2日より東京・ポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。予告編がYouTubeで公開されている。
のんが語りを担当する本作は、土器から陶磁器への2万年にわたる発展を通し、人類の限りない探求心と創意工夫を壮大なスケールで描く作品。予告編には、器の精霊である“陶王子”が地球にやって来る様子や、職人たちが陶磁器を作る姿、食材が美しく盛られた陶磁器などが切り取られている。
監督は「ひめゆり」「千年の一滴 だし しょうゆ」などで知られる柴田昌平。柴田は「日本は土器の発祥地でもあり、土の種類も豊か。窯や作家の数も、世界的に見てずば抜けて多い。でも、今の多様な日本の器の背景には、洋の東西を行き来しながら、人類がみなで育ててきた歴史がありました。セラミック・ロード──この地球の東西を、人々の『用と美』の欲求を乗せてつないだ道。この映画が分断する世界をつなぐ希望となることを願っています」と語った。
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