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西島秀俊、佐々木蔵之介らが「空母いぶき」に自信、「日本映画もここまできた」

ナタリー

19/4/22(月) 20:59

「空母いぶき」完成披露の様子。

「空母いぶき」の完成披露が本日4月22日に東京・国際フォーラムで開催され、キャストの西島秀俊、佐々木蔵之介ら22名が登壇した。

西島と佐々木のほかには本田翼、小倉久寛、高嶋政宏、玉木宏、戸次重幸、市原隼人、片桐仁、和田正人、平埜生成、土村芳、深川麻衣、山内圭哉、中井貴一、村上淳、吉田栄作、藤竜也、佐藤浩市、原作者のかわぐちかいじ、企画を担当した福井晴敏、監督の若松節朗が出席した本イベント。西島は「ついに日本映画もここまできたかというリアルな戦闘シーン。そして深い人間ドラマ。必ず皆さんが感動する作品に仕上がっています」と作品の出来に自信をのぞかせる。佐々木は「最初は怖いなとひるみましたが、『平和のための映画だ』と聞いて、覚悟を持って出演させていただきました」とオファーを受けてから本作への参加を決めるまでの心境を明かした。

出演が決定する前から原作マンガを読んでいた玉木は「嵐の櫻井翔くんに面白いマンガがあると薦めてもらったんです」と話して観客を驚かせ、市原は「自分の中の大和魂や愛国心を掻き立てられる大切な作品です」と感慨深げにコメント。そして中井は「艦長とか、みんなの紹介がかっこいいなあと思っていたら(自身のキャラクターは)店長でした」とおどけて会場の爆笑をさらい、佐藤は「三國(連太郎)も草葉の陰でニタニタしていると思います」と父の名前を出し、内閣総理大臣役を初めて演じた気持ちを語った。

イベントでは、本作のストーリーにちなんでMCから登壇者へ「人生最大の決断は?」と質問が飛んだ。西島は「家庭を持ったこと」という回答を出し「次の世代に今の平和を残せるかということをより感じるようになりました」としみじみ。佐々木は「風呂を先にするか、ビールを飲むか……」とのんびりとした口調で前置きをして観客の笑いを誘いつつ、「俳優という職業を選んだことです」と真摯に答える。続いて高嶋が「やはり、シルビアと結婚を決めたこと!」と声を張ると会場から大きな拍手が。藤は高嶋の母である寿美花代の舞台を観に行った際の思い出を振り返りながら「待ち合わせに遅れた女の子を待っていたらスカウトマンが来て、俳優になることを決めました」と発言し観客をどよめかせた。

また、作品のキャッチコピーが「運命の24時間」であることから、「24時間何をしてもいいと言われたら?」という質問をぶつけられた本田は「とりあえずお墓参りに行きます」とぽつり。「平和を感じる瞬間は?」との問いの答えを求められた深川は「この間、友達と炊飯器の性能について1時間話していたんです。平和な時間だなって思いました」とはにかんだ。

最後に佐々木は「わーわー言うてましたけど、(映画の中では)ちゃんと演じていますので(笑)。映画を観たあとに平和を噛み締めてもらえたらいいなと思います」と集まったファンに呼びかける。西島は「この映画はけっこうな数の人が『泣けた』と言ってくれます」とすでに鑑賞済みの人々の声を紹介し、「全員が平和のために戦っていた。誰もぶれる場面がなかったのが泣けるところなのかなと」と自身の考えを述べてイベントを締めくくった。

5月24日公開の「空母いぶき」は、国籍不明の軍事勢力から突如攻撃を受け、領土の一部を占領された近未来の日本を舞台とした物語。事態を収拾させるために派遣された自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」とそれを取り巻く人々の姿が描かれる。

※高嶋政宏の高は、はしごだかが正式表記

(c)かわぐちかいじ・惠谷治・小学館/『空母いぶき』フィルムパートナーズ

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