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藤原竜也が2人!?土屋太鳳、風間俊介、西野七瀬、豊川悦司との共演作公開

ナタリー

21/2/25(木) 7:00

「鳩の撃退法」キャスト。上段左から藤原竜也、土屋太鳳。下段左から風間俊介、西野七瀬、豊川悦司。

佐藤正午の小説「鳩の撃退法」が映画化。8月27日より全国で公開される。

本作の主人公は、かつて直木賞も受賞した天才小説家の津田伸一。彼はとあるバーで、担当編集者の鳥飼なほみに執筆途中の新作小説を読ませる。富山の小さな街で経験した“ある出来事”をもとに書かれた新作に心を躍らせる鳥飼。だが話を聞けば聞くほど、それは小説の中だけの話と思えない。鳥飼は津田の話を頼りに、その小説が本当にフィクションなのか検証を始める。

津田を演じるのは「太陽は動かない」の公開を3月5日に控える藤原竜也。津田に翻弄される鳥飼を、現在「哀愁しんでれら」が公開中の土屋太鳳が演じる。また、ある日突然家族とともに姿を消したバーのマスター・幸地秀吉役で風間俊介が出演。津田の行きつけのコーヒーショップ店員・沼本に西野七瀬、あることがきっかけで津田を追う倉田健次郎に豊川悦司が扮する。ドラマ「赤めだか」のタカハタ秀太が監督を務めた。

YouTubeでは特報映像が公開中。津田が2人登場するシーンが収められている。

藤原竜也 コメント

撮影中はどんな映画になるのだろうと想像もつきませんでしたが、完成した映像を観たとき、「こうやって表現するのか!」とタカハタ監督の手腕に驚くと同時に、演じていた僕自身も主人公・津田が仕掛ける【現実と小説】が入り混じる世界観に引き込まれました。タカハタ組の優秀なスタッフ、豪華な共演者の皆さま、そして全編通してロケをさせていただいた富山県の皆さまに心から感謝したいと思います。今作で演じるのは【天才小説家】という役柄になりますが、僕の執筆する小説が観客の皆さまを「鳩の撃退法」の世界に引き込み、巻き込んでいけるか、とても楽しみです。

土屋太鳳 コメント

この動揺と興味と感動は鳥飼なほみとしての感情なのか、それとも津田さんを演じる藤原竜也さんの演技を凝視出来る土屋太鳳としての感情なのか…佐藤正午先生の原作に翻弄された感覚のまま、痛快に突っ走った撮影の日々でした。藤原竜也さんには16歳の時に撮影所の片隅でご挨拶したことがあり、数年後「這い上がってきたなぁ」とおっしゃっていただきましたが、さらに這い上がって、やっと直接、演技をご一緒出来ました。感動です!

風間俊介 コメント

「物語」という概念を、根底から覆すような作品です。誰かが頭の中で思い描く「物語」、現実にあった出来事を語り継ぐ「物語」。この映画はそのどちらか、将又、そのどちらでも無いのか。答えは、出演した僕にも分かりません。僕が演じた役は、そこにいるのか、もしくは、小説家の頭の中の存在か。人々が遥か昔から愛してきた「物語」という概念を揺さぶる「鳩の撃退法」是非、劇場でご覧ください。

西野七瀬 コメント

クランクインの日、とても緊張していました。現場に入ってみると、キャスト・スタッフの皆さんが温かく迎えてくださり、シーンを重ねるごとにどんどん現場が楽しくなっていき、今回こうして沼本として皆さんとご一緒させていただけたことが嬉しかったです。全編富山ロケで、あるときは私自身山脈に癒されながら撮影したこともあったりして、そういった空気感もスクリーンから伝わったらいいなと思っています。ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。

豊川悦司 コメント

「本通り裏の男」というシビれるような役をもらって、イカした毛皮のコートを羽織り、雪降る富山の夜を闊歩した。もう充分にカッコよくて、涙がチョチョ切れた。「ワル」を演じるのは喜びだ。これほど面白いストーリーの中では特にね。

タカハタ秀太 コメント

担当編集者「津田さん、書いちゃいけないことを書いてるんじゃ?」
津田「小説家が書いちゃいけないことって何だ?」

恐らく書いてはいけないことを書いている小説家・津田伸一。それは、ある家族の失踪事件を解決するサスペンスなどではない。小説家は結末を変える。しかしそれが嘘か現実か、決めるのは皆さんです。そして、小説家は何故「鳩の撃退法」というタイトルを思いついたのか、そこも考えてみてください。

佐藤正午 コメント

あちこちに仕掛けがあって、決して単純ではないはずなのに、ストーリーの流れに気持ちよく乗せられてしまう。この映画を見ていると、ウソとホントの境界線がだんだんと消えていって、「どこでもドア」のように、両方の世界を登場人物が自在に行ったり来たりする。見終わってそれが自然に思えるのは、小説でいえばキモの文体、この映画の俳優陣の魅力に拠る所が大きいのではないでしょうか。これでおまけに本が売れれば、原作者としても文句のつけようがありません。

(c)2021「鳩の撃退法」製作委員会 (c)佐藤正午/小学館

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