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虐待された娘は母を許せるのか、広山詞葉の主演作「ひとつぼっち」新宿で上映

ナタリー

「ひとつぼっち」ポスタービジュアル

橋田賞の新人脚本賞最終選考作品を映画化した「ひとつぼっち」が、2022年1月8日から東京・K's cinemaで1週間限定上映される。

「ひとつぼっち」の主人公は、幼い頃に母親から虐待されていた介護士・波子。認知症になりすべてを忘れた母を、過去の記憶に苦しめられながらも波子は介護する。だが、ある言葉を引き金に波子は母の首を絞めてしまう。

波子を演じたのは「truth ~姦しき弔いの果て~」の広山詞葉。美村多栄、池之上頼嗣、木下菜穂子、犬塚あさな、岡本志乃、新美啓之、安藤香都里、海老瀬はな、篠原真衣も出演し、役者でもある副島新五が監督を務めた。

企画、原案、脚本を手がけた波流じゅんは「この映画を観たあと、小さな一筋の希望の光が射し込み、誰かの心をほんの少しだけでも温かくしてくれたらと願っています」とコメントしている。

波流じゅん コメント

本作は、長く脚本を書き続けている中で、初めて自分の過去の経験を基に生み出した物語です。そしてそれが平成29年度橋田賞新人脚本賞最終選考に残り、晴れてこの度映画になりました。

この作品は、介護施設で働く主人公の前に、幼い頃虐待し姿を消したはずの母親が認知症となって突然現れるところから始まります。
強者であった母が弱者になって戻ってきた時、娘は過去の記憶を忘れて母を受け入れる事が出来るのか。

作品の中で主人公の波子の台詞に「よくある事よね」とあるのですが、私のように親の愛情を感じる事が出来ずそのまま大人になってしまった人は意外とたくさんいて、人知れず闇の中でもがき苦しんでいるのではないかと思います。愛されなかった記憶は、影のようにずっと自分の人生につきまとい、どこか諦めたように生きていくしかなくて、それでも心の奥底では人一倍愛を求めてしまう。愛を求めるがゆえ間違えてしまう。

この映画を観たあと、小さな一筋の希望の光が射し込み、誰かの心をほんの少しだけでも温かくしてくれたらと願っています。

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