ヨコハマ映画祭で「寝ても覚めても」が6冠、新人賞に唐田えりか、吉沢亮、木竜麻生
18/12/1(土) 21:03
「寝ても覚めても」 (c)2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINEMAS
第40回ヨコハマ映画祭の日本映画ベストテンと個人賞が本日12月1日、公式サイトにて発表された。
ヨコハマ映画祭は、1980年にスタートした映画ファンのための祭典。日本映画ベストテンでは、濱口竜介の監督作「寝ても覚めても」が1位を獲得した。さらに白石和彌が2位の「孤狼の血」と7位の「止められるか、俺たちを」の2作品でベストテン入り。3位以降は是枝裕和の「万引き家族」、大林宣彦の「花筐/HANAGATAMI」が続き、5位にはENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾である上田慎一郎の「カメラを止めるな!」がランクインした。
そして個人賞では、作品賞の「寝ても覚めても」から濱口が監督賞、1人2役を演じた東出昌大が主演男優賞、伊藤沙莉が助演女優賞、唐田えりかが最優秀新人賞、佐々木靖之が撮影賞に。また「菊とギロチン」「友罪」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の瀬々敬久が同じく監督賞に輝き、「孤狼の血」の役所広司も主演男優賞に名を連ねた。「孤狼の血」からは松坂桃李も助演男優賞を受賞した。「万引き家族」からは安藤サクラが主演女優賞、松岡茉優が助演女優賞に選出。2018年に8本もの映画に出演した吉沢亮は、「リバーズ・エッジ」「銀魂2 掟は破るためにこそある」「ママレード・ボーイ」で最優秀新人賞に選ばれた。またこの最優秀新人賞には「菊とギロチン」「鈴木家の嘘」の木竜麻生も選ばれている。
※記事初出時より、情報を一部追記しました。
第40回ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン
第1位「寝ても覚めても」(監督:濱口竜介)
第2位「孤狼の血」(監督:白石和彌)
第3位「万引き家族」(監督:是枝裕和)
第4位「花筐/HANAGATAMI」(監督:大林宣彦)
第5位「カメラを止めるな!」(監督:上田慎一郎)
第6位「菊とギロチン」(監督:瀬々敬久)
第7位「止められるか、俺たちを」(監督:白石和彌)
第8位「きみの鳥はうたえる」(監督:三宅唱)
第9位「鈴木家の嘘」(監督:野尻克己)
第10位「モリのいる場所」(監督:沖田修一)
第10位「日日是好日」(監督:大森立嗣)
第40回ヨコハマ映画祭 日本映画個人賞
作品賞
「寝ても覚めても」
監督賞
濱口竜介「寝ても覚めても」
瀬々敬久「菊とギロチン」「友罪」「8年越しの花嫁 奇跡の実話」
森田芳光メモリアル新人監督賞
野尻克己「鈴木家の嘘」
脚本賞
沖田修一「モリのいる場所」
撮影賞
佐々木靖之「寝ても覚めても」「体操しようよ」
主演男優賞
東出昌大「寝ても覚めても」
役所広司「孤狼の血」
主演女優賞
安藤サクラ「万引き家族」
助演男優賞
松坂桃李「孤狼の血」
助演女優賞
松岡茉優「万引き家族」「blank13」「ちはやふる -結び-」
伊藤沙莉「寝ても覚めても」「榎田貿易堂」
最優秀新人賞
唐田えりか「寝ても覚めても」
吉沢亮「リバーズ・エッジ」「銀魂2 掟は破るためにこそある」「ママレード・ボーイ」
木竜麻生「菊とギロチン」「鈴木家の嘘」
審査員特別賞
「カメラを止めるな!」公開に係る全てのムーブメント、関係者
特別大賞
山崎努
※山崎努の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内