Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

乃木坂46 林瑠奈、黒見明香ら徐々に頭角現す存在感 “新4期生ウィーク”やバラエティ出演を振り返る

リアルサウンド

20/8/9(日) 6:00

 乃木坂46の4期生にとって、8月3日から始まった8月第2週目は特別な期間であった。彼女たちにとって大いなる一歩となったのが、3日放送の『ネプリーグ 2時間スペシャル』(フジテレビ系)に遠藤さくら、賀喜遥香、掛橋沙耶香、清宮レイが登場。さらに、その深夜にオンエアの音楽番組『プレミアMelodiX!』(テレビ東京)に4期生が単独で出演したことだ。トークパートでは遠藤さくら、賀喜遥香、田村真佑、早川聖来が登場し、一人ひとりの個性を引き出す内容を展開。さらに、4期生楽曲の「I see…」を披露したのだ。

 3月のMV公開からたちまち「SMAPっぽい」ということでも話題になったこの楽曲は、4期生メンバーの弾ける笑顔と観るものを飽きさせないドラマ仕立ての映像に、MVの再生回数は1200万回を突破。これは乃木坂46において歴代12番目に多いMV再生回数で、上にはシングル表題曲と「きっかけ」のみという、もはや4期生のみならず「きっかけ」に並ぶグループを代表する楽曲の一つと言っても過言ではない状態(8月8日現在)。10日オンエアの『CDTVライブ!ライブ!夏フェス4時間スペシャル』(TBS)でも「ジコチューで行こう!」と合わせて、4期生が「I see…」をパフォーマンスする予定で、その勢いはさらに加速していきそうだ。

 その勢いに追い風を吹かせているのが、新4期生の存在。日替わりで出演するライブ配信サービス「SHOWROOM」上の帯番組『のぎおび⊿』が、今週は新4期生ウィークだったのだ。3日から7日にかけて林瑠奈、黒見明香、松尾美佑、弓木奈於、佐藤璃果の順番で1日ごとに登場。各所で披露している白目がインパクト大の林は、尊敬する堀未央奈がかつて高速瞬きによるバラエティのイメージから、モデルへと自然にシフトチェンジしていったことを参考にしていると話す。

 ファンを楽しませるため艶やかな浴衣で姿を見せた黒見は、同じ名前の賀喜遥香と『ノギザカスキッツ』(日本テレビ)で“ダブルはるか”としてコントをやりたいと意欲を見せる。晴れ女の松尾は、雑誌の撮影のみならず梅雨も明けさせたと笑みを浮かべ、ポニーテールの弓木は、学校が一緒だった和田まあやとご飯を食べたり、誕生日をお祝いしていたと明かす。トリの佐藤は、新4期生メンバーのモノマネを披露。本日、9日は佐藤の19歳の誕生日であり、2日早い祝福の声がファンから届けられた。さらに本日放送のラジオ『乃木坂46の「の」』(文化放送)には弓木が出演とまだ新4期生ウィークは終わっていない。

 新4期生ウィークに先駆けて、彼女たちが姿を見せていたのがコント番組の『ノギザカスキッツ』。7月6日の放送からは新4期生も本格的にコントに挑戦している。中でも、そのクオリティにMC・さらば青春の光の2人をも驚かせたのが、お笑い好きの林と弓木による芸人・レギュラーのネタを披露したコントだ。テンポの良く息のあったやり取りに、林の白目、さらにアドリブも付け加えられ、練習量の滲む熱量の高いコントとなった。これには、さらばの森田哲矢も「完璧やないか!」「(パクリだと)口頭が達者すぎて気づかんかったわ」と絶賛。努力が実を結んだ、2人の個性が花開いた瞬間である。

 『乃木坂46時間TV』(ABEMA)の「おはよう新4期」や「みんなでお菓子の家を作ろう」を経て、ついにメディア露出が盛んになってきた新4期生。雑誌メディアではさらに個人にフォーカスを当てた特集がされており、『B.L.T.』では「乃木坂ツーリスト」に黒見、佐藤が登場。『月刊エンタメ』(2020年9月・10月合併号)には、東北出身コンビとして久保史緒里と佐藤の対談が、8月21日発売の『ヤングガンガン』には巻末グラビアの浴衣特集に弓木が掲載など、今後も続々と新4期生が姿を見せていく予定だ。

 4期生メンバーに決して敬語を使わずに、「ちゃん」付けで呼ぶ新4期生の目指す場所は、新4期生から4期生と呼ばれることだろう。近い未来、4期生楽曲として、5人を加えた16人が歌い踊る日が来ることを待ち望んでいる。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む