菅田将暉主演「カリギュラ」の上演が決定した。演出を栗山民也が手がける。

公演は11・12月に東京・新国立劇場 中劇場で行われるほか、地方公演も予定されている。上演に向け菅田は、「あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で。どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、一つ生き様を。宜しくお願いします」とコメントした。チケットは今夏発売予定だ。

「カリギュラ」は、フランスの作家アルベール・カミュによる戯曲。「異邦人」「シーシュポスの神話」と共に、カミュの“不条理三部作”と位置付けられている。ローマ帝国の若き皇帝カリギュラは、愛し合った妹の急死を境に豹変し……。なおこのたび、菅田が“虚無感”を漂わせる真っ赤な仮チラシのビジュアルもお披露目された。

「カリギュラ」

2019年11月・12月
東京都 新国立劇場 中劇場
※地方公演あり。

作：アルベール・カミュ
翻訳：岩切正一郎
演出：栗山民也
出演：菅田将暉 ほか