── 今回はマーゴット・ロビーです。3月20日に『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒　BIRDS OF PREY』が公開されます。彼女のハマり役となったDCコミックの人気キャラクター、ハーレイ・クインの初の単独主演作ですね。

渡辺　マーゴットは『スーサイド・スクワッド』（16）のときに初めてハーレイを演じ、このキャラクターをとても気に入ったようです。『スーサイド・スクワッド』が公開される前から本作を作るべく奔走していたくらいですからね。今回、主演のみならず彼女自身の製作会社がプロデュースも務めている。

彼女、相変わらずとってもかわいい。マーゴットの演じるハーレイは男性ウケはもちろん、女性にもウケる稀有なヴィランキャラクターだと思いますね。

── マーゴットはハーレイ・クインのどこがそんなに気に入ったんですか？

渡辺　リミットがないところだと言ってました。「大体のキャラクターの振り幅は決まっているのがほとんどなんだけど、ハーレイにはそれがない。次に何をやるか分からないし、何をやったっていい。それは女優としてすごく演じ甲斐のあるキャラクターなのよ」って。善人でもなければ悪人でもないし、セクシーであっても媚びてはいない。おばかっぽく見えても昔は精神科医という設定なので、確かにとても振り幅のあるキャラクターかもしれない。

── なるほど。実際のマーゴットはどういう感じなんでしょう？

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