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「アジアの天使」芹澤興人演じる“摩訶不思議な天使”の姿解禁、池松壮亮コメントも

ナタリー

「アジアの天使」より、芹澤興人演じる天使のイメージビジュアル。

石井裕也監督作「アジアの天使」より、芹澤興人演じる天使のイメージビジュアルとメイキング写真が公開された。

オール韓国ロケが行われた本作では、それぞれ心に傷を持つ日本人と韓国人の家族がソウルで出会い、不思議な旅を繰り広げるさまが描かれる。妻を病気で亡くしたシングルファーザー・青木剛を池松壮亮、元アイドルで売れない歌手ソルをチェ・ヒソ、ソウルでその日暮らしの生活を送る剛の兄・透をオダギリジョーが演じた。

本作には石井が演出したテレビドラマ「おかしのいえ」に続き、芹澤扮する“摩訶不思議な天使”が登場。メイキング写真には、真冬の漢江で暖を取りながら石井とプランを話し合う芹澤の姿が捉えられている。

ビジュアル解禁に合わせて、池松からコメントが到着。池松は「あなたは信じないだろうけど、白人でもなく、黒人でもなく、西洋史にのらない私たちアジアの天使に、もし本当に会えたならば。そしてそんな奇跡を、誰かが共に信じてくれて、共に生きてゆくことができるならば。その時私たちは、囚われていた価値を脱ぎ捨て、希望を得て、新しい時代を共に切り拓いてゆけるのではないかと、思っています」とつづった。

またこの天使について、オダギリは先日6月22日に行われたプレミア上映イベントで「ここで言う『天使』というものは、『奇跡』と同義語だと思うんです。一生に一度、出会うかわからない『天使』がヘンテコであったとしても、それはむしろ愛すべき『奇跡』なのではないでしょうか。人生にはさまざまな『ヘンテコ』が必要なんです」と考えを述べた。

プロデューサーを務めたパク・ジョンボムは、パンフレットのインタビューで「天使がいたらどんな形をしてると思いますか?」という質問に「労働者の形をしていると思います。なぜなら彼らは私にとってもっとも普通でもっとも偉大な存在だからです」と答えている。

「アジアの天使」は本日7月2日より東京・テアトル新宿ほか全国でロードショー。

池松壮亮 コメント

この映画に登場する天使は、アジアの天使という言葉の本来持ついびつさと同様に、古くから西洋的なシンボルとして受け入れられ広く浸透した、今やその形を誰も疑うことのない天使のそれとは程遠く、変な姿をしています。
そしてこの映画で描かれる登場人物たちもまた、それぞれが過去に囚われ、損失を抱えており、脆く、不完全で、へんてこな人生を歩んでいます。彼らに訪れる奇跡は、インスタ映えするような美しいものじゃないのかもしれない。西洋のように眩しい光が訪れるわけじゃないのかもしれない。それでも彼らは、何かを信じ、誰かを想う強い力を持っている。
あなたは信じないだろうけど、白人でもなく、黒人でもなく、西洋史にのらない私たちアジアの天使に、もし本当に会えたならば。そしてそんな奇跡を、誰かが共に信じてくれて、共に生きてゆくことができるならば。
その時私たちは、囚われていた価値を脱ぎ捨て、希望を得て、新しい時代を共に切り拓いてゆけるのではないかと、思っています。

(c) 2021 The Asian Angel Film Partners

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