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木内みどりが急性心臓死のため死去、近作に「エリカ38」「夕陽のあと」など

ナタリー

19/11/21(木) 15:31

2019年6月、「こはく」の完成披露上映会に登壇した木内みどり。

女優の木内みどりが、去る11月18日に急性心臓死のため69歳で死去したことが、「木内みどりの小さなラジオ」公式サイトを通じて発表された。

1950年9月25日生まれ、愛知県出身の木内は映画やドラマ、テレビ番組などで活躍。2000年以降では映画「世界の中心で、愛をさけぶ」「長い散歩」「ゴールデンスランバー」「陽だまりの彼女」「こはく」「エリカ38」などに出演した。

現在公開中の「夕陽のあと」にも参加しており、本作に携わる長島大陸映画実行委員会の長島町プロデュースを担当した小楠雄士、コピアポア・フィルム代表取締役である伊藤重樹は連名でコメントを発表。「生前の木内さんの映画に対する真摯な姿勢や分け隔てのない人に対する接し方を思い返しながら、これからの仕事に力を尽くしていきたいと考えています」と述べている。

また生前の本人の希望から通常の通夜と告別式は行わず、家族のみで別れをすませたとのこと。「木内みどりの小さなラジオ」内には後日メッセージをを残せる場所が設置される予定で、詳細は決定次第サイト内に掲載される。なお木内が出演した「ラストレター」は2020年1月17日に全国で公開。

小楠雄士 / 伊藤重樹 コメント

木内さんには、本作で、7歳になる里子「豊和(とわ)」の祖母「日野ミエ」役として出演していただき、鹿児島県長島町での制作時、そして公開が決定してからのプロモーションにおいても多くの力を注いでいただきました。
長島での撮影時、役作りのみならず、島に暮らすご家族と仲良くなり三日三晩を共にされたり、お一人で車を運転され町中を動き回ったりと、元気なお姿をついこの前のことのように思い出されます。制作、配給、宣伝スタッフも、思いがけない知らせを受け、まだ信じがたい気持ちでいますが、生前の木内さんの映画に対する真摯な姿勢や分け隔てのない人に対する接し方を思い返しながら、これからの仕事に力を尽くしていきたいと考えています。

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