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欅坂46初映画が延期乗り越え公開、キャプテン菅井「嘘偽りはありません」と誇らしげ

ぴあ

20/9/3(木) 19:49

『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』前夜祭イベント

人気グループ・欅坂46にとって初のドキュメンタリー映画となる『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』の公開前夜祭イベントが9月3日、東京・渋谷ストリームで行われ、キャプテンの菅井友香をはじめ、渡邉理佐、小林由依、守屋茜、原田葵、小池美波、武元唯衣、田村保乃、松田里奈、メガホンをとった高橋栄樹監督が出席。無観客で実施された舞台挨拶は、全国の劇場128スクリーンに生中継された。

当初は今年1月のセンター・平手友梨奈らの脱退・卒業までを追った作品として、今年4月に公開される予定だったが、緊急事態宣言の発令を受けて公開が延期に。その後もグループ活動の追加撮影が続行されるなか、7月16日に開催された配信ライブにて、菅井から「欅坂46は5年間の歴史に幕を閉じます」と発表。結果的に本作は5年間におよぶ欅坂46の活動を追う“最初で最後”のドキュメンタリー映画となった。

約1ヶ月半前、グループの改名をファンに伝えた菅井は「すごく大事な発表だったので、うまく伝えられるか不安もあった」と告白。それでも「不安よりも、欅坂でいられた時間、応援してくださった皆さんへの感謝のほうが大きかった」と胸を張り、「心の中でじっくりとけじめをつけて、楽しい未来を作っていければ」と前向きなメッセージをファンに送った。そんなキャプテンの言葉に、守屋も「頑張ってきた証を、作品として残せてうれしい。前向きに欅坂とお別れして、いいタイミングで新しい出発ができる」と未来を見つめていた。

「加入前から欅坂46が大好きで力をもらってきた存在。今はグループに対する感謝と誇りをもって自己紹介できる」(武元)、「(加入時は)若いと言うか、初々しいというか…(笑)。大好きな欅坂の力になって頑張りたいと思い活動してきた」(松田)と“二期生”から力強いコメントが発せられると、菅井は「成長しまくりですよ。パワーももらっている」と目を細めていた。

刺激的とも受け取れる映画のタイトルについては、菅井が「私たちの不器用ながら、支え合った日々。そして作品への情熱と笑顔に嘘偽りはありません」と誇らしげ。高橋監督も「真実を隠ぺいする嘘や、何かをぶっちゃける暴露でもない」と語り、「あくまで、支え合っているグループの成長物語。5年間の軌跡を体感していただければ」とアピールしていた。

取材・文:内田 涼

『僕たちの嘘と真実 DOCUMENTARY of 欅坂46』
9月4日(金)より全国公開

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