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トランス女性イシヅカユウが主演「片袖の魚」7月公開、原案は文月悠光の詩

ナタリー

21/4/23(金) 12:00

「片袖の魚」チラシビジュアル

文月悠光の詩を原案とした短編映画「片袖の魚」が7月10日より東京・K's cinemaで公開決定。特報がYouTubeで解禁された。

自分を不完全な存在だと思い込み、自信を持てないまま社会生活を送るトランスジェンダー女性の新谷ひかりを主人公にした本作。友人や同僚の理解者にも恵まれ東京で暮らしていたひかりは、出張で故郷へ出向くことに。今の自分の姿を見てほしいと考えた彼女は、高校時代の同級生に勇気をふり絞って連絡をする。

詩集「わたしたちの猫」に収録された「片袖の魚」を、「老ナルキソス」「ホモソーシャルダンス」などで知られる東海林毅が映像化。ひかりおよびその友人役のキャスティングのため、トランスジェンダー女性当事者の俳優オーディションが開催された。そしてファッションモデルのイシヅカユウがひかり役に抜擢され、映画初主演。広畑りか、黒住尚生、猪狩ともか(仮面女子)、原日出子もキャストに名を連ねている。

劇伴として、蓮沼執太フィルでドラマーを務める尾嶋優(Jimanica)がオリジナル曲を提供。主題歌「RED FISH」の歌詞を文月が書き下ろした。また撮影はコロナ対策として少人数かつスピーディな制作に対応するため、全編にわたりSony Xperia 1で行われた。

「片袖の魚」は全国での順次公開も予定。

(c)2021 みのむしフィルム

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