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劇場内を徹底換気!イオンシネマ幕張新都心が日本初の新空調システムを導入

ナタリー

20/8/6(木) 15:19

千葉・イオンシネマ幕張新都心の劇場ロビー。

本日8月6日、千葉・イオンシネマ幕張新都心にて大型空調用ウイルス対策システム設備導入の内覧会が行われた。

大型ショッピングセンター・イオンモール幕張新都心の3階に位置する同劇場は、10スクリーンを有するシネマコンプレックス。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日本初となるシネマ専用の大型空調用ウイルス対策システム「トレイン・トリプルエアシールド」が、明日8月7日より全スクリーンに導入される。

映画館の屋上に設置されたこのシステムでは、3段階のステップで空気を洗浄。空気中に漂う細かなほこりや浮遊菌を除去する高効率集塵フィルター「MERV13 フィルター」による捕集、紫外線による照射分解、光触媒による酸化無害化が本体で行われる。新鮮で清浄な空気は、各スクリーンの中に絶えず送り込まれるため、決して劇場が密閉空間になることはない。

イオンエンターテイメントの若松貴倫氏は、導入の背景について「夏休み映画となる『映画ドラえもん のび太の新恐竜』の公開を明日に控え、親子連れのお客様などがますます増加することが見込まれます。緊急事態宣言が解除され営業を再開してから、映画館ではウイルス対策を継続して行っておりますが、よりお客様が安心してご来館いただけるよう、新システムを導入いたしました」とコメント。そして「映画館には窓がございませんので、どうしても密閉されているイメージをお持ちの方が多いのですが、常に換気がされていることを周知していければと思っています」と語った。

若松氏の言葉通り、劇場内にはいたるところに空調システムを説明するポスターやデジタルサイネージが。また、上映前のスクリーンでも紹介動画が流れる。さらにイオンシネマでは、営業再開後から取り組んでいる入場時の検温の実施、待機列の足元の目印、飛沫防止シート、アルコール消毒液の設置といった対応に加え、マスク着用や観客同士の距離の確保、咳エチケット、手洗いと手指の消毒など観客への協力願いも掲示。それぞれの対策がわかりやすいイラストとともに掲示されているため、この日劇場を訪れた観客もしばしば目を留めていた。

なお感染症予防対策に関する取り組みの詳細は、イオンシネマ公式サイトでも紹介されている。

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