Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

公園少女が語る、デビューからの1年とK-POPならではの魅力 「希望と勇気を与えられる存在に」

リアルサウンド

19/10/12(土) 8:00

 昨年の9月5日、1stミニアルバム『夜の公園(THE PARK IN THE NIGHT) part one』でデビューを飾った公園少女。彼女たちは、ミヤ(日本)、ソソ(台湾)、ソギョン、ソリョン、エン、ミンジュ、レナ(以上、韓国)の7人からなる多国籍グループだ。デビュー前からバスキング(路上ライブ)で男子アイドルのカバーダンスをしたことでも話題になったが、中でも日本人メンバーのミヤは男子顔負けのグルーヴィなダンスとガールクラッシュなルックスで注目を集めていた。

 デビューからの1年で3枚のミニアルバムをリリース。楽曲制作チーム・Stupid Squadによるタイトル曲「Puzzle Moon」(『part one』収録)、「Pinky Star(RUN)」(『part two』収録)、「RED-SUN」(『part three』収録)は“夜の公園”シリーズと称され、軽快でダンサブルなリズムとリリカルな歌詞、そしてどこか懐かしく、切なさを感じさせるメロディが公園少女というグループの世界観を作ってきた。

 今回は、日本で2度目のファンミーティング『GWSN OFFICIAL FANMEETING part two “groo my world”』のために来日した彼女たち。この1年はデビュー、そして7月にリリースした『夜の公園(THE PARK IN THE NIGHT) part three』で初のシリーズ“夜の公園”の完結編となり、休まず走り続けてきた公園少女に、このシリーズ終結を迎えた気持ちと、公園少女の現在、そして未来への展望を語ってもらった。(尹秀姫)【※記事最後に読者プレゼントあり】

(関連:公園少女、メンバー7人の溢れ出す個性 日本初のファンミーティングを見て

■“夜の公園”3部作にはグループの成長がギュッと詰まっている(ソリョン)
ーー7月に韓国でリリースした『夜の公園(THE PARK IN THE NIGHT) part three』をもって、“夜の公園”3部作は一旦の終了となりました。デビューから1年、続けてきたこのシリーズはみなさんにとってどんな意味を持っていますか?

ソギョン:“夜の公園”シリーズを通して、公園少女がみなさんに希望と勇気を与えられる存在になっていけたらいいなと思っていました。私たちの曲を聴いたみなさんが、私もやればできる! という希望を持っていただければ嬉しいです。

ミンジュ:“夜の公園”3部作はデビュー当時から続けてきたものなので、私たちの成長していく姿もそのまま込められたシリーズになっています。なので、この3部作は私たちにとってもすごく意味深いものですね。

ソリョン:新人だった頃からデビュー1周年を迎えるまで、このシリーズのおかげでたくさんのことを学び、身に付けられたと思います。ステージでの表情やマナーなど、いろんな面で成長を実感していますが、そういう私たちの成長ストーリーがアルバムにギュッと詰まっているものなので、本当に感慨深いです。

ーーデビュー期から続けてきたこの“夜の公園”シリーズはある意味、公園少女というイメージそのものを作ってきたと思うのですが、このシリーズでみなさんが表現したかった世界や、イメージはどういうものですか?

ソギョン:公園少女はいつもみなさんのそばにいて、みなさんを勇気づける存在でありたいと言い続けてきましたが、“夜の公園”シリーズはその言葉通りのイメージをいつも持っていました。

ーータイトル曲「RED-SUN」は今回もまたStupid Squadが制作を手掛けたそうですが、レコーディングするにあたってアドバイスなどはありましたか?

エン:Stupid Squadさんはデビューから今までずっと楽曲面で公園少女を支えてきてくださっているので、ある意味、私たちを誰よりも知っているチームなんですよね。デビュー当初から私たちがどれだけ成長したかも、きっと実感としてわかってくれていると思うのですが、今回のレコーディングは「すごく上手くなったよ」って言ってもらえて、うれしかったです! レコーディングもやはり楽しいことばかりではないけれど、そういう時にも「みんなならできるよ、がんばろう」って励ましてくださって、私たちが気持ちよくレコーディングに臨めるようにしてくださるんです。

ソリョン:Stupid Squadさんにはデビューからずっとお世話になっているので、私たちのパワーを最大限引き出すためにはどうすればいいか、私たちの魅力をより一層輝かせるためにはどうしたらいいか、よくご存知なんですよね。そのおかげもあって、今回は前回よりもさらにレコーディングにかかる時間も短くなって、完成度はより高くなって、早くも次のアルバムが楽しみだねって言ってもらえました。

ソソ:私も韓国語が上達したって褒められました!

ーー「RED-SUN」はこれまで公園少女が見せてきた可憐で少女的なファンタジーな世界もありつつ、公園少女がみんなの行く先を明るく照らす太陽のような存在になっていくような印象を受けました。みなさんのお気に入りポイントはどこですか?

レナ:ミヤお姉さんのラップパートで「どうして君は知らないの? 君がどれだけすごいかわからない?」っていう歌詞があるんですけど、最初に歌詞をもらった時からそのパートの歌詞とリズムとビートがピッタリ合っていて、涙が出そうになるんです。この曲を聴く人に「君はすごい人なんだよ。なんでそれを知らないの?」って言ってあげているような気がして、とても意味のある歌詞だと思います。

ソソ:私は両手を動かすダンスが好き! みんなにもぜひ真似して踊ってもらいたいです。

ソギョン:催眠術をかけるために手袋をはめて、手に集中させて、指をぱちんとさせると、みんなが眠ってしまうという振り付けなんです。

ミヤ:実はこの「RED SUN」って、韓国では催眠術師が催眠をかける時に使う言葉なんですって!

レナ:「RED SUN」って言いながら指をパチンと鳴らすと、催眠術にかかってしまうんです。

ーーMVでは宇宙空間や、森のような場所、公園や部屋など、様々な場所で歌い踊るみなさんが印象的でした。お気に入りの場面はありますか?

ミヤ:私たちのMVにはいつも木が出てくるんですけど、それが実は秘かなポイントだと思っています。そういうふうに、何度見ても新しい発見があるところがお気に入りですね。

レナ:背景が昼から夜に変わるところが、ディテールが凝っていていいなと思いました。

ソギョン:MVではメンバーがどこかに向かうような場面が多いんです。ソリョンとミンジュは船に乗って、ソソとミヤは熱気球に乗ってるんですが、私はそれがまるで夢に向かっていっているような気がして、すごく好きです。

レナ:「RED-SUN」のMVは、「RED-SUN」というボードゲームをはじめるというストーリーなんです。私がそのボードゲームを見つけて、開いた時、みんなに目に見えない信号が伝わって、一カ所に集まるっていう内容なんです。

ーー普段、そういう目に見えない信号を感じることってありますか?

ソギョン:私とエンはいつも同じタイミングで同じ言葉を発することが多いんです! メンバーが7人もいて、それぞれ好き好きにしゃべっている時でも、ふと私とエンが同じ言葉を同じタイミングで言うことが多くて、そういう時はちょっと鳥肌が立ちますね(笑)。

ーー“夜の公園”3部作の中で、一番自分に合うと思う、もしくは単純に好きな、または思い出深い曲はなんですか?

ミヤ:今回のタイトル曲「RED-SUN」ですね。赤い髪もそうなんですけど、「君はすごいんだよ」っていう歌詞の内容が自分への応援にもなったので。

ソリョン:やっぱり第1作の「Puzzle Moon」ですね。私たち公園少女の世界観を一番よく表現してくれた曲だったと思いますし、みなさんに公園少女を初めて知ってもらうきっかけになった曲だと思います。

ミンジュ:私は今回のサブタイトル曲「All mine」ですね。個人的に夏が好きなので、夏の雰囲気にピッタリのこの曲は大きく笑いながら歌えたので、すごく好きです。

ソリョン:ミンジュは性格もさっぱりしてるから、似合ってる!

レナ:私も「Puzzle Moon」ですね。私たちの初めての曲だし、あの時の初々しい私たちの雰囲気にもピッタリだと思います!

エン:私も「Puzzle Moon」! デビュー曲だからやっぱり特別な愛着がありますし、ソリョンが言ったように私たちの初めてを飾った曲だったので、世界観やスタイルが私たち公園少女を表現するのにとても合っていたと思います。

ソギョン:私は最初のアルバムに収録されている「Shy Shy」ですね。私たちはいつもアルバムをリリースする前に曲のハイライト部分をメドレー形式にして公開するんですよ。その時の映像を私とソリョンで撮ったのですが、ファンの方からは「ちびっこ2人が曲に合わせてジェスチャーをするのがすごく可愛い!」って言ってもらいました。公園少女はタイトル曲以外も名曲揃いなので、ぜひアルバム収録曲も聴いていただきたいです!

ソソ:私は、2作目のタイトル曲「Pinky Star(RUN)」。夢に向かって走っていくという歌詞なんですが、私たちもまだ夢の途中で、今も一生懸命走っているところなので、今の私を表現した曲だと思います。

ーー“夜の公園”は今回で終了ということで、早くも次のシリーズが気になります。次はどんな公園少女を見せたいですか?

ソリョン:次のシリーズでは今まで見せられなかった特別なものを見せていきたい。音楽スタイルやパフォーマンスも、今まで以上にいろんなことに挑戦していきたいです。次がどうなるかは、みなさんの想像におまかせしますが、個人的にはHIPHOPスタイルにもトライしてみたいですね。

ソギョン:私はHIPHOP好きだけど、まだ早いんじゃないかな……。もう少し大事に取っておきたい!

ソリョン:もちろん、次のアルバムじゃなくても、いつかやりたいなっていう希望!

■次の目標は日本全国の公園をめぐる“公園ツアー”(ソギョン)
ーー先日、日本で2度目のファンミーティングを開催したばかりですが、久しぶりに会う日本のGroo(ファン)たちはどうでしたか? 

ソソ:今回の日本のファンミーティングでは、日本で初めて「All Mine(coast of Azure)と「Growing ~ for Groo」をパフォーマンスできたし、ユニットではダンスも披露したし、ボーカルメンバーは日本語の曲を歌って、Grooのみなさんに楽しんでもらえたと思います!

ソリョン:私とレナが日本語の曲を歌ったんです。私はMISIAさんの「逢いたくていま」を歌いました。心を込めて歌うために、この曲の意味を知ろうと思って日本語の単語1つひとつを調べて、ミヤお姉さんにも聞いたりして、日本語の練習にもなりました。そうやって準備したおかげで、この歌をうたって伝えたかったメッセージが日本のGrooのみなさんにもちゃんと伝わったようで、歌っている時に泣いている方を見かけて、私も泣いてしまいました。

ミヤ:ソリョンが日本語で歌をうたうなら似合うだろうな、と思った曲を私がいくつかピックアップして、その中から選んだ曲だったんですよ。

ソリョン:歌詞もそうだし、バラードの雰囲気、そしてMISIAさんの歌い方がすごく特別だったので、私にとっても勉強になると思って挑みましたが、歌っていて感動しました。

レナ:私は徳永英明さんの「レイニー ブルー」を歌いました。この曲は私が生まれる前に発売された曲なんですよね。しかも男性の曲だし、私がカバーしたらまた違った感じになるんじゃないかと思って挑戦しました。練習しながらも涙が出そうになるくらい感動的な曲でした。ステージで歌った時、涙を流すファンの方を見て、私も思わず泣きそうになったんですけど、ここで泣いてしまってはせっかくたくさんの時間をかけて練習してきたステージが台無しになってしまうと思って、最後まで耐えました(笑)。それだけ時間をかけて練習してきた分だけ、みなさんに喜んでいただけたと思いますし、私もすごく感動しました。日本の曲なので、歌詞の内容や感情を表現しきれなかったらどうしようという心配はあったんですけど、みなさんにきちんと伝わったようで、よかったです。

ソギョン:最初に日本に来た時から感じていたんですけど、みなさんステージに対するマナーが素晴らしいし、メンバー一人ひとりが挨拶するたびに、会いたかった! っていう気持ちを素直に表現してくださるのが、すごくうれしいです。私たちを愛してくれる気持ちがすごく伝わって、日本に来るたびにパワーをもらいます。

ーー日本人メンバー・ミヤさんがいることもあり、これからの日本での活動に期待しているのですが、どんなことをしてみたいですか?

ミヤ:公園少女で日本にあるドームを全部まわりたいです! 今、アルバムを3枚出していて、曲数も増えて、コンサートもできるくらいになったので。あとは、日本のCMにも出てみたいです!

ソギョン:昨日、日比谷公園の野外ステージのイベントに出演したんです! ドームツアーももちろん素敵なんですが、やっぱり“公園少女”ですから、日本全国の公園をめぐる公園ツアーをやってみたいです(笑)。

ソリョン:個人的には日本のバラエティ番組にも出てみたいです。

レナ:日本に来るたびにホテルでテレビを観るので、今ではすっかり日本のテレビに出る方の顔も覚えてしまいました。だからいつかお会いできたら、きっとすごく感慨深いだろうなって思います。

■「日本にはない魅力に惹きつけられた」(ミヤ)
ーー現在は韓国でも活躍する日本人メンバーが増えています。ミヤさんもそのうちのお1人ですが、韓国で活動することの楽しさと大変さを感じるのはどんな時ですか? また他の日本人メンバーとの交流はありますか?

ミヤ:まず楽しさは、言葉も文化も日本とは全部違うから、毎日メンバーに教えてもらったり、逆に日本に来たらみんなに日本について教えてあげたり、毎日が新鮮で、楽しいです。大変なことは、特にないです。まだ言葉が100%ではないので伝わりきらないところがあるんですけど、ずっと一緒にいるので言葉がなくても、もはやわかりあえるんですよね(笑)。

ソリョン:でもミヤお姉さんもソソも、韓国語がものすごく上達したから、最近では言葉で困ることはほとんどないと思いますよ。

ソソ:たまに、私が何かを言う前に、すでに言いたいことが伝わってる時がありますね。

ミヤ:私は人見知りなのもあって、まだ韓国で活動している日本人で仲が良い人はいないんですけど、いつかは仲良くなれたらいいなと思います。

ーーミヤさんが韓国に渡る少し前から韓国で活動する日本人が増えてきたように思いますが、そもそもなぜ韓国での活動を選ぶのでしょうか? ミヤさんの場合はどうでしたか?

ミヤ:もともと私はカバーダンスをやっているうちに、カバーではなく自分がアーティストになりたいと思ったのがきっかけです。なぜ韓国なのかというと、私の場合は韓国が作るスタイルだったり、ファッション、メイク、歌の中毒性だったり、日本にはない魅力に惹きつけられたというのが理由なんじゃないかなと思います。それに私がボーイッシュなスタイルなので、自分がアイドルをやっていくなら、いろんなスタイルが選べる韓国がいいなと思いました。

ーーK-POPのメンバーの多国籍化はつまり、K-POPの世界的な人気ゆえだと思うのですが、みなさんから見て、なぜK-POPがここまで世界的に受け入れられたと思いますか? その中で公園少女はどんなふうになりたいですか?

ソソ:K-POPは練習生の時からしっかりトレーニングを受けて、カル(剣)群舞と言われるきれいに揃ったダンスが有名ですよね。それに曲の中毒性やメイクアップを好きな人が多くて、世界中の人に受け入れられているんだと思います。私はK-POPのコンセプトとスタイル、練習生の時からしっかり学べるところがいいなと思います。

レナ:これまで先輩方がいろんな挑戦をし続けてきたからこそ、たくさんの方に新鮮に映ったのではないかとも思いますね。

ソギョン:韓国を広く知ってもらうことができるのもうれしいですし、文化的な外交官になったような気持ちになります。韓国のいいところをたくさん知ってもらいたいし、これからもたくさんのことを伝えて、公園少女もワールドツアーをやれるようになりたいです。

ーー今年の9月でデビュー1周年を迎えました。次なる1年に向けてやりたいこと、目指すところは?

ミンジュ:公園少女として発表した曲も増えてきたので、早く私たちだけのコンサートを開催したいです!

レナ:『KCON』や『MAMA』、『ドリームコンサート』のように、世界中のK-POPファンが集まるような大きなステージに立ちたいです。

ソリョン:これまでの1年はデビューして初めての年というのもあって、いろいろ足りないところも多かったし、いろんなことを学んで、まずは公園少女を知ってもらうことに力を注いできましたが、これからの1年は公園少女がいろんなジャンル、いろんなステージで実力を認めてもらえるようなグループになっていきたいです!(尹秀姫)

アプリで読む