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アニメージュとジブリ展が本日スタート、島本須美も来訪し「怖くない」披露

ナタリー

21/4/15(木) 13:35

島本須美

展示イベント「『アニメージュとジブリ展』一冊の雑誌からジブリは始まった」の内覧会が本日4月15日に東京・松屋銀座で開催され、ゲストの島本須美が出席した。

プロデューサー・鈴木敏夫の編集者としての側面に焦点を当て、彼が12年弱にわたって編集を手がけた雑誌・アニメージュの展示とともにスタジオジブリの原点を振り返る本展。「風の谷のナウシカ」の主人公ナウシカ役で知られる島本は、音声ガイドナビゲーターを務めた。

内覧会ではまず、島本と本展の監修者であり三鷹の森ジブリ美術館シニアアドバイザーの高橋望によるトークを実施。高橋は「単純に過去の資料を並べるのではなく、ジブリはどう生まれたのか、日本のアニメとはなんだったのかということを展示を見ながら考えるものにできたらなと」と狙いを明かし、「当時の誌面やグッズ、ポスターなどもありますし、素晴らしい絵も飾っているので、こういう人たちを発掘してきたのかということが伝わると思います」とアピールする。また「創刊時からキャストやスタッフにスポットを当てたことが、アニメージュの最大の功績」と語った。

ひと足早く鑑賞したという島本は「ついつい立ち止まってじっくり見てしまいました。見どころは、やっぱり自分関連の『ナウシカ』のところ(笑)。見るものもたくさんあって楽しみました」と感想を伝える。グッズ紹介では、本展で販売される青色テトのぬいぐるみと対面し「まあ、キツネリス! 私、初めて!」とナウシカの声で驚きの声を上げると、「ほら、怖くない。怖くない」というおなじみのセリフも披露し、会場を盛り上げた。

展覧会の入り口では、アニメージュの歴代表紙を吊り下げたモビールがお出迎え。「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」といったスタジオジブリ作品や、「機動戦士ガンダム」シリーズ、「ルパン三世」「AKIRA」「ダーティペア」などがラインナップに並ぶ。序盤の展示コーナーには1978年の創刊号や当時のアニメのセル画が置かれたほか、繰り返し取り上げられた「機動戦士ガンダム」の特集誌面、ガンプラのジオラマなどが展示された。

「ガンダム」によってアニメブームが加速したことにより、さらなる発展を遂げたアニメージュ。同誌の中身を掘り下げるエリアでは、豪華な雑誌付録や、アニメージュ文庫、中吊り広告など懐かしさを感じさせる展示物を見ることができる。そして、鈴木が同誌の編集を通じて出会った、高畑勲と宮崎駿を“再発見”するコーナーでは「名探偵ホームズ」「未来少年コナン」「ルパン三世/カリオストロの城」など、2人が手がけた作品の制作資料や特集誌面を紹介。さらに、押井守が手がけた「天使のたまご」のキャラクターデザインを担当した天野喜孝のイラストも飾られた。

終盤の大きなスペースでは「風の谷のナウシカ」を特集。初公開となる貴重なセル画や、造形師・竹谷隆之が監修・制作した“風使いの腐海装束”、蟲笛や瘴気を防ぐマスクといった小道具が並ぶ。また、秋田の映画館・御成座が制作した巨大な絵看板も。一部の展示では撮影可能なフォトスポットが設けられている。

なお展覧会の出口では、「風の谷のナウシカ」をモチーフにしたハンカチやタペストリー、アニメージュの付録を再現したクリアファイルなどのオリジナルグッズを販売。展覧会と同じフロアのMGカフェには、「飛行石のブルーレモネード」など6種のコラボメニューも用意された。

「『アニメージュとジブリ展』一冊の雑誌からジブリは始まった」は、4月15日から5月5日にかけて松屋銀座で開催。入場は全日日時指定で、ローソンチケットで前売り券、当日券が購入できる。

※緊急事態宣言の発出を受け、4月25日(日)以降の開催は中止となりました

「アニメージュとジブリ展 」一冊の雑誌からジブリは始まった

2021年4月15日(木)~5月5日(水・祝)東京都 松屋銀座8階イベントスクエア
開場時間 10:30~19:30 ※日時指定制
前売り券:一般 1300円 / 高校生 800円 / 中学生 600円 / 小学生 400円
当日券:一般 1500円 / 高校生 1000円 / 中学生 800円 / 小学生 600円

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