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「ゼロの無限音階」幕開け、百名ヒロキ「成長しながら最後まで駆け抜けたい」

ナタリー

舞台「ゼロの無限音階」より。

舞台「ゼロの無限音階」が、昨日7月8日に東京・博品館劇場で開幕した。

都田和志が原作、ヨリコジュンが演出・脚本・映像を手がける本作は、イギリス・ロンドンを舞台にしたサイコサスペンス。劇中では、完全会員制のとあるコミュニティ内で起こる愛憎劇が繰り広げられる。そのコミュニティでは、精神疾患やアルコール依存症といった“見えない病気”を改善させるための治療が行われていた。その日、コミュニティのメンバーは輪になり、“自分について”というテーマで語り始め……。

初日を迎え、主人公・早乙女零音役の百名ヒロキは「沢山のかたがご来場下さりとても嬉しく感謝しています。公演の度にもっと成長しながらこのメンバーで最後まで駆け抜けたいと思います」とコメント。ヒロイン・残間笑幻役の能條愛未は「一回一回エマの人生を生き、零音を心から愛し、物語の中にある深いメッセージを観終わったあとに感じていただけるように頑張ります」と意気込みを語る。

さらにルイ役の古谷大和は「お客様がどのように感じられたのかは少し不安でもありますが、何かが心に刺さって、観た次の日からとても素敵な音階を奏でられる光になるような作品になれたらと思っています」と述べ、エリス役の朝田淳弥は「お客様あってのエンターテインメントということを改めて感じることが出来ました。会場の空気感が全く違うし、反応を直接感じることが出来たのがとても嬉しかったです」と初日公演を振り返った。

公演は7月11日まで。なお、11日16:00開演回には、Streaming+でライブ配信が実施される。

百名ヒロキ コメント

稽古を重ねて来ましたがお客様の前で演じるとやはり違うと感じました。お客様一人一人も色んなことを感じて下さったのではないかと思います。零音があまり感情を出せないのでその余白部分はお客様に委ねられているのではないかと思います。初日を迎え、あえてもっとわかりにくく演じてみようかなと思った部分もあるので、これからどんどん変化していくと思います。沢山のかたがご来場下さりとても嬉しく感謝しています。公演の度にもっと成長しながらこのメンバーで最後まで駆け抜けたいと思います。

能條愛未 コメント

普段から緊張するタイプなのですが、今回はまた別の緊張感を感じて初日を迎えました。

でも百名さんはじめ共演者の皆さんの演技がすごく良くて、私も自然と演技をすることが出来たのは今回初めての経験でした。演じながら百名さん演じる零音(れおん)をすごく愛おしいと思える気持ちが自然と芽生えたのは自分でもびっくりです。一回一回エマの人生を生き、零音を心から愛し、物語の中にある深いメッセージを観終わったあとに感じていただけるように頑張ります。

古谷大和 コメント

舞台ってお客様を迎えて熱を上げていく作品があると思うんです。特に今回の作品は今まで稽古場でやって来たことをより丁寧に届けたいと演者もスタッフも強く感じたというのが初日を終えて感じたことです。僕たちがやりたいことを全面に押し出すのではなく作品とキャラクターがその世界を生きる姿をお客様に見ていただくタイプの作品なので、新鮮なものも感じたし、僕自身とても楽しかったです。

お客様がどのように感じられたのかは少し不安でもありますが、何かが心に刺さって、観た次の日からとても素敵な音階を奏でられる光になるような作品になれたらと思っています。よろしくお願いします。

朝田淳弥 コメント

このご時世の中、無事に幕を上げることが出来たことにまずホッとしました。お客様を目の前にして最初に感じた気持ちは“感謝”でした。お客様あってのエンターテインメントということを改めて感じることが出来ました。会場の空気感が全く違うし、反応を直接感じることが出来たのがとても嬉しかったです。まだ初日を終えたばかりですが千秋楽まで誠心誠意頑張ります。

舞台「ゼロの無限音階」

2021年7月8日(木)~11日(日)
東京都 博品館劇場

原作:都田和志「ゼロの無限音階」
演出・脚本・映像:ヨリコジュン
出演:百名ヒロキ、能條愛未、古谷大和、朝田淳弥、小原莉子、根岸愛、さかいかな、扇けい、Raychell、植木建象、宮内告典、末野卓磨
アンサンブル:秋吉優凪、石塚達也、高田有樹、橋本陸
映像出演:田沼ジョージ、けいたろう、笠作侑矢

(c)2021 舞台「ゼロの無限音階」製作委員会

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